尿もれするようになったら、すぐ取り入れたい!トレーニング効果が出る前におすすめの尿もれ対策グッズ
「尿もれは、簡単なトレーニングで改善できます!」というのは理解できているけれど、そのトレーニングの効果が出るまでの間だって、尿もれの症状は続いています。だからこそ、すぐに効果が出るケアグッズやお薬などを、泌尿器科専門医師・伊勢呂哲也さん監修の書籍「尿もれ・頻尿・夜間頻尿 尿トラブルの治し方」(Gakken)からご紹介します。
パッドタイプなら、ちょいもれしても安心!
生理の時に使っているナプキンのように、尿もれケア専用のシートやパッドが発売されています。ドラッグストアで購入できるため、とても便利。尿もれの量や外出時間に合わせて、自分にぴったりのものを選びましょう。
ごわつきやボトムスに響くのが気になるという人には、パッドが一体化されている、吸収ショーツタイプや使い捨てのおむつタイプも。
尿もれ用の飲み薬も
尿もれは、自然に治ることはないため、運動やトレーニングに合わせて、お薬や漢方で体質改善するのも効果的です。
頻尿や残尿感で悩んでいる人向けには、市販薬「ユリガードL」「レディガードコーワ」があります(どちらも女性専用なので、ご注意ください)。
体質改善を目的とした漢方も、種類が豊富。即効性を期待するのではなく、じっくり改善したい人におすすめです。
排尿をがまんするのも効果的!
筋トレに合わせて、手軽にできる改善方法もあります。じつは、尿もれが怖いからと言って、すぐにトイレに行くのはかえって逆効果。尿意を感じたら肛門や膣を締めて、少しの間がまんしてみてください。だったこれだけで、膀胱の柔軟性が上がり、尿もれ対策ができます。
紹介した3つ以外にも、たくさん選択肢のある尿もれケア。どれも基本の骨盤底筋を鍛えるトレーニングと合わせることで、効果的な尿もれ対策が可能になります。
筋トレの効果がで始めるのは、2~3ヶ月後から。だからこそ、便利なグッズや薬を使って、尿もれ改善期間を快適に過ごしたいものです。尿もれが改善されれば、下がっていたQOLが急上昇してくるはずです。
教えてくれたのは…伊勢呂哲也先生
医療法人インテグレス 理事長、大宮エヴァグリーンクリニック 理事長・院長、東京泌尿器科クリニック上野/池袋消化器内科・泌尿器科クリニック/新橋消化器内科・泌尿器科クリニック 理事長。書籍『尿もれ・頻尿・夜間頻尿 尿トラブルの治し方』(Gakken・刊)を監修。
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ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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