あなたのお腹が痩せない本当の原因|お腹痩せを始める前にぜひ行うべき姿勢改善&巻き肩改善エクサ
みなさん、スマホやPCを一日何時間使用していますか?長時間のデスクワークが続くと背中が丸く、肩が内側に入りやすくなりやすい=姿勢が悪くなりやすい状態です。この姿勢の悪さは実はお腹が痩せない原因の一つなんです。そこで今回は巻き肩を改善するエクササイズをご紹介します。
巻き肩はお腹痩せの大敵
巻き肩とは本来耳の下にある肩が耳より前方に出ている状態のことです。巻き肩になると肩が内側に入り込む影響で、体前面(肩の前・首の前・鎖骨周り・お腹など)が緊張しやすく力みやすい傾向にあります。力みがクセになったお腹は硬くなり痩せにくい状態に。このまま腹筋運動をすると痩せるどころか逆効果になります。また、痩せることに成功しても巻き肩のままであれば、すぐお腹が硬くなりリバウンドしてしまう可能性が高くなってしまいます。
同じ姿勢でいる時間が長く、お腹も痩せにくいと感じている方は、まずセルフチェックで巻き肩かどうか調べてみましょう。
あなたは巻き肩?セルフチェック
まずは、ご自身の状態をチェックしましょう。
チェックA
<やり方>
1)鏡を用意し、鏡の前で立つ
2)脚を腰幅に開き、手をブラブラと5秒ほど振り、身体の横にストンと落とす
3)手の見える位置を確認
● 手の甲は見えない(親指と人差し指のみが見える)→巻き肩ではない
● 手の甲が見える→巻き肩の可能性大
チェックB
<やり方>
1)横になれるスペースを用意し、仰向けに寝て、脚は腰幅に開く
2)肩と床の距離を確認
● 肩が床についている→巻き肩ではない
● 肩が床から離れている→巻き肩の可能性大
いかがでしたか?定期的にチェックをして、改善が必要か確認してみてくださいね。
姿勢改善&巻き肩改善エクササイズ
今回は三角筋という肩の盛り上がってる部分の筋肉をほぐします。三角筋は3つに分かれていますが、巻き肩の方が使いすぎているのは三角筋の前側と中央。特に前側に痛みが強い方は、巻き肩度合いが強いと考えられます。呼吸を忘れずに無理しない程度に行いましょう。
<やり方>
1)フォームローラー(または、筒状に丸めて紐などで固定したバスタオルなど)を用意し、肩を壁に向け脚は腰幅に広げて立つ
2)フォームローラーを右肩と壁の間に入れ、膝を屈伸しながら上下に体を動かして、肩中央部分をほぐす。楽に呼吸しながら10往復
3)左脚を一足分前に出し、肩前側にフォームローラーを当て、上下に体を動かして肩前をほぐす。楽に呼吸しながら10往復。痛みが強い場合はゆっくり動かしたり回数を減らしてもOKです
4)左脚を一足分後に出し、肩後側にフォームローラーを当て、上下に体を動かして肩後ろをほぐす。楽に呼吸しながら10往復。痛みが強い場合はゆっくり動かしたり回数を減らしてもOKです
5)反対側も同様に行う
中央・前・後ろ共に、フォームローラーが肩の上部から二の腕3分の1程度のところまで動けばOK。まずは5日間続けて変化を感じてみてください。お風呂上がりなど体が暖かい状態の時に行うのがおすすめです。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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