地味な動きだけど、巻き肩&肩こりに効果あり!肩ポジション改善エクササイズ
パソコンを使う方やデスクワークの時間が長い方は肩こりに悩んでいることが多いかもしれません。肩がこってしまう原因は様々ありますが、肩こりを解消するための方法として、今回は、隙間時間やデスクワークの合間にできる巻き肩改善につながるエクササイズをご紹介します。
巻き肩の姿勢
巻き肩とは肩が内巻きになるような姿勢です。パソコン作業や家事、細かな作業などを行なっている間、前傾姿勢や猫背姿勢になってしまい肩が内側に丸まったような姿勢が長時間続くと巻き肩になりやすいです。
巻き肩の姿勢が日常的に続くとその姿勢が定着してしまう可能性があります。巻き肩が定着してしまうと姿勢が崩れ、肩こりや疲労、呼吸が浅くなり代謝の低下など全身にも悪影響を与えかねません。
腕の向きも巻き肩の原因に
意外に思われるかもしれませんが、腕の向きが巻き肩の原因になっていることがあります。パソコンのキーボードを打ったりマウスを操作する姿勢の時は肘は曲がり、手の平を下に向けていると思いますが、手の平を下に向けるという動きは腕を内側にねじる動きとなり、肘から肩までも内側へ巻いているような状態になり、巻き肩になりやすい姿勢と言えます。
手の平を下に向ける手首を内側にする動きを回内と言います。肘から手首までの前腕には手首を内側にねじる時に働く筋肉(円回内筋・えんかいないきん)があるのですが、巻き肩の姿勢が長く続いている方は、その筋肉が硬くなっている可能性があります。
円回内筋が硬くなっているかどうかは自分では気づきにくいかもしれませんが、そのまま放っておくと肩こりに大きな影響があります。
巻き肩ポジション改善エクササイズ
<やり方>
1)机などの上に肘をのせて手の平を上に向ける
2)反対の腕を肘あたりに乗せて、クルクルと円を描くように動かしほぐす
3)少し位置を変えて真ん中、手首の辺りもほぐす
4)肘の内側の骨あたり、円回内筋の付着部をほぐす
5)腕を伸ばして手の平、小指を上に向けて後方へ伸ばし深呼吸する
AUTHOR
竹内結子
ヨガインストラクター 。ホットヨガやスポーツクラブでヨガを体験し、もっと学びを深めたいとの思いから様々な流派のヨガメソッドを経験、さらには指導者資格を取得するに至る。ヨガへの学びを深める中で中医学と出会い、中医学関連の資格も取得。見えない心や感情、身体への理解を求めて東洋、西洋の視点で勉強中。RYT200、ケン・ハラクマのアシュタンガヨガプライマリーシリーズTT、シニアヨガ、中医養生ヨガ®初級中級、中医学女性の体とマタニティ、四季養生ヨガ、JOPHEE中医学骨盤モジュールTT修了。
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