仕事に家庭、介護…【ストレスを溜めない時間管理術】更年期からの心を豊かにする「ToDoリスト」

 仕事に家庭、介護…【ストレスを溜めない時間管理術】更年期からの心を豊かにする「ToDoリスト」
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永田京子
永田京子
2024-06-26

仕事に家庭、介護など、40代以降、更年期は忙しい日々が続きます。気づいたらあっという間に1日が終わっていて、忙しかったのに何もできてないような気がする…という人も多いかもしれません。そこでおすすめしたいのが、毎日を豊かに過ごすためにつけるToDoリストです。どのようなToDoリストを使うと幸せを感じながら忙しい毎日を過ごせるようになるのか、具体的なToDoリストの内容とともに紹介します。

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毎日を豊かに過ごすためのツール「ToDoリスト」

先日、このようなご相談をいただきました。

「40代になり、毎日があっという間です。何も手につかず、1日が終わってしまうような気がして、気持ちばかり焦ります。何か対策があれば知りたいです」(45歳・女性)

毎日を大切に過ごしたいと思っているけれど、「気持ちばかりが焦ってあっという間に1日が終わってしまう」「忙しさに追われて、自分のための時間をつくるのが難しい」という方は多いのではないでしょうか。

私もとても悩んだ時期がありましたが、あるToDoリストを使って少し工夫することで、日常生活の見え方、感じ方が変わりました。頭の整理がしやすくなり、毎日の充実感も格段にアップしました。

ToDoリストとは、やるべきこと、達成したい目標などをリスト化したものです。今回は日々の生活のなかで心を豊かに過ごすための、私オリジナルの「ウェルネスToDoリスト」を紹介します。

朝イチにつくるToDoリストがなぜ心を豊かにしてくれるのか

ToDoリストは、極端に言えば、やるべきことなどを書き出すだけのものです。ただ、これを作成するだけで、頭の中が整理されて、やらなければならないたくさんのことのうち、何から手をつければよいのかがクリアになります。特に40代以降、更年期にかけて、家庭も仕事もいろいろな面で多忙な方ほど、ToDoリストを朝つくり、1日を始めることをおすすめします。

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より具体的にToDoリスト作成のメリットを見てみましょう。

メリット1:脳が疲れにくくなる

私は朝、ToDoリストを作成したら、いつも見える所においておきます。すると、今日やることの順番を考えなくても済むようになります。「あれやらなきゃ、でもこっちもやらなきゃ…」と思考が散漫になり、結果、1つのことをやりながら他のことを考えるというマルチタスクを防いでくれます。マルチタスクを減らすだけでも、脳の疲れを軽減できます。

メリット2:忘れ物を防げる

リストに書くだけで、「あ、あれやるの忘れてた!しまった!」ということが減らせます。1日の終わりに忘れ物を思い出すと、それだけでストレスですよね。純粋に忘れ物を防げるというのは、大きなメリットの一つです。

メリット3:達成したことを確認できる

達成したこと、つまりはその日にやったことをちゃんと確認ができます。つまり、達成感を味わうことができます。この達成感は、日々の生活の充実感や豊かさをもたらすための大きな助けになります。

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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