【老化防止、たるみ・日焼け対策…5つの効果別】美容や健康に良いナッツの選び方|栄養士が解説
美容や健康に良いと聞いてナッツを食べていても、いつも同じナッツばかり食べていませんか?実は、ナッツはナッツでもそれぞれに得意とする栄養素が違い、効果も違います。知らないで、ナッツを選んでいると効果も損してしまいます。意外と知らないナッツの選び方を解説します。
ナッツの栄養素は?
ビタミンE…ナッツ類に多いビタミンで、アンチエイジングに作用すると言われています。
食物繊維…不溶性食物繊維が多く、整腸作用やコレステロールの吸収抑制、血糖値の上昇コントロールなど
オメガ3…魚の油のDHAなどと同じオメガ3脂肪酸がナッツには豊富。コレステロールを下げたり、近年の研究では、認知機能への期待も高まっている栄養素
効果別5選
コラーゲンを増やす
質の良い睡眠はコラーゲンの生成を活発にしてくれます。カシューナッツには、睡眠の質を上げる睡眠ホルモンセロトニンを作ります。10粒多くても12粒程度まで
たるみ
紫外線が強い季節は、特にお肌が乾燥してたるみの原因に。そんな時におすすめなナッツはパルミトレイン酸の豊富なマカデミアナッツ。6-7粒程度を目安に
くすみ改善
鉄分が豊富なかぼちゃの種。血流促進でお肌の黄くすみ改善に良いとされています。またリグナンという炎症を抑える作用もあり日焼けなどの後にもおススメ。小さいので一掴み程度食べても低カロリーです。
最強アンチエイジング
レスベラトロールというアンチエイジング作用が高い成分が断トツに多いのが、茹でピーナッツ。素揚げでもなく生でもなく、茹でることがポイント。薄皮ごと15粒前後が理想的
日焼けからお肌を守る
紫外線ダメージを軽減するルテインやゼアキサンチンが豊富なピスタチオ。カロテノイド豊富で抗酸化作用もあります。1日10粒前後がいいでしょう
ミックスナッツで買うと、入っているのはいつも同じナッツばかり。せっかく美容や健康のために!と食べるなら、何気なく食べるより効果を選んで食べるとより恩恵を受けられます。ぜひ、今日からナッツも効果を選んで召し上がってみてはいかがでしょうか。
ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師 15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、肌年齢を変える栄養素や組み合わせで美肌力をあげるインナーケアをサポートしています。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えします。Instagram:@beauty.diet_keiko
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く