ただ寝るだけでは疲れは取れない?【寝る前たった30秒で翌朝スッキリ】超簡単ストレッチ
心身ともに疲れていて夜はぐっすり眠りたいのに、なかなか寝付けない…、寝起きがスッキリしない…などでお困りの方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、翌朝スッキリ起きるための簡単ストレッチをご紹介します。
ただ寝るだけでは疲れは取れない?
日々仕事や家事育児に追われ、夜になると体がぐったりと疲れている…という方は多いのではないでしょうか。できることなら1秒でも早くベッドに入ってゴロゴロしたい、とにかくたくさん寝たいと思いますよね。
筆者も近頃、常に時間に追われ続け、夜が来るとぐったりして何もしたくないという状態になっています。しかし、その状態でベッドに入っても、体は疲れているのに頭は冴えきって、ついスマートフォンであれこれ見てしまって時間がどんどん過ぎているといったことがありました。その状態で眠りについても、翌朝スッキリと起きられないだけでなく疲労感も緩和されていないなんてことも…。
ただ寝るだけでちゃんと疲れが取れている、睡眠時間を長くすればすぐ元気になるのは残念ながら20代前半までです。30代以降は寝る前に体と頭を練るモードに切り替える必要があります。
現代人は寝る前ストレッチが重要
現代人の多くは遅い時間までパソコンやスマートフォンを使って仕事や趣味を楽しんでいますが、ブルーライトを浴びることで自律神経の中の交感神経が優位になりすぎてしまいます。その状態では「いざ寝よう!」と思っても交感神経が優位なままなのでうまく寝つけませんし、寝つけたとしても質の良い睡眠をとることは難しいでしょう。
重要なことは寝る前にストレッチをゆっくり行うことで自律神経の中の副交感神経を優位にしてからベッドへ入ること。特に寒暖差や気圧差が大きい季節は寝る前のストレッチで体も心もリラックスさせる時間が必要です。
寝る前30秒でOK!簡単全身ストレッチ
今回は忙しい方でも続けやすいストレッチをご紹介します。一つの動作で上半身・下半身ともにほぐせ、ヨガマットなどを引く必要もありませんので、仕事や家事がひと段落したタイミングでサクッと行うことができます。
体の向きさえ調整すればベッドの上でもできますので寝る前の習慣として取り入れてみてくださいね。
<やり方>
1)両脚が痛くない程度に両脚を広げます。背筋が伸ばせる幅で構いません
2)両手を上げ、それぞれの肘をつかみます
3)息を吐きながら上体を床に近づけ、息を吸いながら上体を起こし、ご自身の呼吸に合わせて出来る限り大きく上半身を動かし大きな円を描きます
4)片側3回ほど回した後、反対側も同様に。余裕がある方は回数は増やしてみましょう
脚の後ろ側や股関節まわり、腰や肩まわりに刺激が入っていればOKです。少し痛いけれど気持ち良いなと感じる強度でやってみましょう。
交感神経が優位になりがちな現代を生きる私たち
現代人は副交感神経に切り替えることがうまくいかなくなるような生活を日々送っています。そのため、睡眠トラブルや睡眠に関する悩みを抱える方は少なくありません。自分はリラックスしているつもりでも体や心がリラックスできているとは限りません。
今回ご紹介したものは体も心もリラックスモードへ切り替えられるストレッチです。体が疲れている時もそうでない時も、ぜひ寝る前のルーティンとして続けてみてはいかがでしょうか。心地の良い夜をストレッチとともに過ごしてみてくださいね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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