運動は疲れるけどストレッチなら毎日できる?理学療法士が教える、全身痩せに期待できるストレッチ2つ
筋トレや有酸素運動って辛いし、続けられないですよね。でも、ストレッチなら続けられるかもしれません。今回は、痩せるストレッチはあるのかどうかを徹底解説し、自宅で簡単にできるストレッチをご紹介します。
ストレッチは痩せるのか
結論から言うとストレッチだけでは痩せません。痩せる=脂肪を落とすと仮定すると、ストレッチには脂肪を落とす効果はないため痩せることができないと言えます。ただし、ストレッチには次のような効果があり、間接的に痩せる効果を期待することができます。
ストレッチの効果
・筋肉の柔軟性の向上
・関節可動域の拡大
・むくみの改善
・冷え性の改善
特に筋肉の柔軟性の向上は、固まっていた筋肉がほぐされ、ストレッチする前よりも筋肉が使いやすい状況を作り出すことができます。その結果、全身の代謝を向上させることができます。代謝が向上すると全身が痩せやすくなります。
特にほぐすと良い筋肉:ハムストリングス
ハムストリングスとは太ももの裏についてる3つの筋肉の総称です
3つの筋肉とは大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋です。
膝を曲げ伸ばしするときに主に使われる筋肉です。
下半身の大きな筋肉である一方でストレッチをしないとすぐに固くなってしまう筋肉です。
ハムストリングスを柔らかくすることで代謝が向上やすくなります。
自宅で簡単にできる!痩せ体質を作るストレッチ
開脚ストレッチ
1)足のつま先を天井に向け、足を開いて座りましょう
2)骨盤を前に倒すようにしながら床に手をつきます
注意:呼吸を止めないようにしましょう。膝裏が痛いときは無理せず膝を曲げて行いましょう。骨盤を前に倒すことがポイントです
膝抱えストレッチ
1)仰向けになって寝ます
2)片方の膝をお腹に引き上げ両手で抱え込みます
注意:伸ばしている方の膝はしっかり床につくように意識しましょう
AUTHOR
Ayaka
医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。
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