簡単なのに続けるほど効果あり!【歯磨きしながら太もも痩せ】骨盤底筋を鍛える「ながらトレーニング」
年齢を重ねると代謝が落ちて脂肪がつきやすくなります。今回は、内もものたるみやたれ尻など、下半身太りが気になっている人におすすめのエクササイズをご紹介。歯磨きやドライヤーしながらできる骨盤底筋トレーニングを覚えましょう。
内ももがたるむ原因
脚の筋肉の中でも特に衰えやすいと言われているのが、内ももの筋肉である「内転筋」。チェック項目に一つでも当てはまる人は、内転筋が衰えやすいタイプです。
・座っている時いつも両脚が開いている
・靴底の外側がすり減っている
・O脚である
・太ももの外側の筋肉が張っている
・お尻が垂れている
上記の項目に共通して言えることは、外側重心になっているということ。外側重心で生活していると、内転筋が衰えると言われています。また長時間のデスクワークや、ふだん歩く機会が少ない人も、脚の筋肉が使われず内転筋が衰える原因となってしまいます。
ふだんの生活を見直そう
トレーニングなどで鍛えることも大切ですが、まずは普段の生活で心がけることが大切。座っている時は脚を閉じるように意識する、立っている時や歩く時は重心の掛け方を意識するなど、普段の生活から見直してみましょう。
内もも引き締めには「骨盤底筋群」を鍛えましょう
骨盤底筋とは、私たちの骨盤の一番下にある筋肉で、ハンモック状の形をしています。骨盤底筋には子宮や膀胱、直腸などを下から支える役割があります。また深層筋である横隔膜や腹横筋、多裂筋とともに、姿勢の安定に導く体幹を支え、内ももの内転筋やお尻の大臀筋とも連動しています。
骨盤底筋は加齢とともに衰えやすく、特に出産を経験した人は緩みやすくなります。
骨盤底筋が鍛えられていると、立っている時や歩いている時にも内ももやお尻の筋肉がきちんと使われるので、内ももやお尻が引き締まり美脚へとつながります。また骨盤の歪みの改善にも効果があるので、ぜひ鍛えておきたい筋肉の一つです。
太ももを引き締める「ながらエクサ」
①両脚を揃えて立ち、太ももに力を入れてブロックをしっかり挟みます。
②下腹部とお尻の穴をキュッとしめます。
③姿勢をキープしたまま歯磨きやドライヤーをします。
動画で確認したい場合はこちらから
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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