【ちょっとだけきつい、けど効く】ひざ開閉の動きでぽっこり下腹卒業!骨盤底筋群エクササイズ
下腹部のお肉が気になって食事制限や運動をしているのに、下っ腹が全然引っ込まない…。そんな方は骨盤底筋群が衰えている可能性が高いです。今回はぽっこり下腹を凹ませるためのエクササイズを2つご紹介します。少しハードですが頑張って、気になる下腹をスッキリさせちゃいましょう!
ダイエットをしてもスッキリしないぽっこり下腹
「食事制限や運動をしても、下腹がぽっこりしたまま…」とお悩みの方はいませんか?それ、もしかしたら骨盤底筋群の衰えが原因かもしれません。
骨盤底筋群とは、深会陰横筋(しんえいんおうきん)・尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)・肛門挙筋(こうもんきょきん)・尾骨筋(びこつきん)をはじめとする筋肉の総称で、主な働きは骨盤の底で膀胱や尿道・子宮・直腸といった腹部の臓器を下から支えること。20代の女性で約5~9cmの厚みがあると言われています。ところが、日ごろの姿勢のクセや出産で筋肉・靭帯が伸びてしまうこと、加齢などによって骨盤底筋群は衰えてしまいがち。尿もれや頻尿、膣のゆるみ、生理痛、腰痛といった症状が現われやすくなります。
もう一つの原因は内臓の下垂。内臓の位置が下がることで下腹がぽっこりしてしまうほか、腸が下がって働きが悪くなり、便秘によってお腹が出てしまうことも考えられるでしょう。
ひざ開閉でぽっこり下腹卒業!骨盤底筋群エクササイズ
今回は、ひざを開閉して行う骨盤底筋群のエクササイズを2つご紹介します。
骨盤底筋群エクササイズ:四つ這いバージョン
<やり方>
1)四つ這いの姿勢になり、手は肩幅、脚は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつきます。つま先は立てておきましょう。
2)ひざを床から5cmほど浮かせます。手のつけ根と足の指で強く床を押しましょう。ヘソを引き上げて、背中を平らにした姿勢を保つとgood!
3)呼吸に合わせて、息を吸いながらひざを外側に開き、息を吐きながらひざを閉じます。この動きを10〜20回程度ゆっくり繰り返しますが、腰が反らないように下腹を引き上げた姿勢をキープしましょう
骨盤底筋群エクササイズ:座ったままバージョン
<やり方>
1)両脚を前に伸ばして座り、脚を揃えたらひざを立てます
2)両手を体の後ろについて上体を軽く倒します
3)お尻を床から5cmほど浮かせます。手のつけ根と足の裏でしっかり床をとらえましょう
4)足の親指側面を離さずに、呼吸に合わせて、息を吸いながらひざを外側に開き、息を吐きながらひざを閉じます。この動きを10〜20回程度ゆっくり繰り返しますが、腰が丸まらないように、お尻~頭頂までが斜め一直線の姿勢を保つと◎! 息を吸うよりも、吐く方に時間をかけましょう
どちらのバージョンも息を吐きながら膣をギューッと引き上げるイメージでエクササイズを行うのがポイントです!
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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