〈自分では見えない後ろ姿〉自信はある?【老け見え対策】姿勢改善&背中引き締めエクササイズ

 〈自分では見えない後ろ姿〉自信はある?【老け見え対策】姿勢改善&背中引き締めエクササイズ
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お腹やお尻など目に見える部分はたるみに気づけたり、なんとかしようと意識できますが、自分ではなかなか見ることができない背中はどうでしょうか?背中は体の広い部分を占めるにも関わらず、自分では見えない分、意識しづらく、いつの間にか老け見えを起こしているかもしれません。今回ご紹介するエクササイズを行なって、背中の見た目も中身も健康的にしていきましょう。

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老け見えの原因は自分では見えない「背中」

体の部位の中でも、自分自身で見たり触れたりできる部分は「なんとかしよう!」と意識できるものですが、体の後面=背中はいつも見える部分ではないので、老け見えに気づきにくいかもしれません。老け見えに大きな影響を及ぼす背中は、姿勢の悪さやたるみ(筋力の低下)などが起こると一気に老けた印象になります。

背筋
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日常生活の中で肩や腕を前に出す動きは多いのですが、後ろに伸ばしたり背筋を意識する動きが少ないので、悪姿勢や筋力低下が老けて見える原因と分かっていても、普段から背中を鍛える意識を持っている人は少ないと思います。日常生活でなかなか使わない筋肉はヨガのポーズを取れることで動かすことができます。

老け見え卒業!姿勢改善&背中引き締めエクササイズ

背中が老けて見えるのは嫌!という方におすすめなのが、ヨガのバッタのポーズです。うつ伏せの体勢で行うバッタのポーズは背中にある広背筋や僧帽筋、脊柱起立筋などが活性化され、腕や肩を後ろへ動かす動きも含めて背筋を強化するので、普段使わない部分を目覚めさせることができます。

背中だけでなく肩甲骨まわりの筋肉もバランスよく強化されることで、背骨を安定した位置で支え、肩の位置も整え、姿勢が改善されます。また、背骨全体を伸ばすので頸椎から腰椎にかけての柔軟性が向上し、背中の緊張がほぐれることも姿勢を整える上で効果的です。

<やり方>

ばったのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

1)うつ伏せになり、足を腰幅かそれよりも少し広い程度に開く

2)片脚ずつ持ち上げて、つま先をできるだけ後ろに伸ばしてから足を床に下ろす(ポーズの最中に全身をできるだけ長く保つため)

3)両腕を胴体の横に置いて手のひらを上に向け、肩を耳から遠ざけて首を長く保つ

バッタのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

4)胸を持ち上げて、足も床から浮かせ、肩をさらに耳から遠ざけるようにして指先を後ろにつま先も後ろに遠く伸ばす。3〜5呼吸ほどキープする

バッタのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

5)両腕を前に伸ばして手のひらを下に向けて、手の指先と足のつま先を互いに遠ざけるようにして全身を伸ばす

バッタのポーズ
Photo by Kayoko Yoshida

6)息を吐きながら、伸ばした腕を曲げて肘を胴体の方へ引き寄せ、肩甲骨を互いに寄せ合うようにする。手のひらは床から浮かせたまま。このまま数呼吸キープする

7)終わったら手足を下ろして休む

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AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



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ばったのポーズ
バッタのポーズ
バッタのポーズ
バッタのポーズ