【納豆】そのまま食べるともったいない?栄養も旨味も増す「ちょい足し食材」5選|管理栄養士が提案
納豆は栄養が多くてそのまま食べられるので、便利で重宝しますよね。 発酵食品である納豆には骨などの体をつくるはたらきや腸を整えるという、うれしい効果がたくさんあります。健康効果のすばらしい納豆ですが、次の食材をプラスすればおいしく、効率よく栄養が摂れるのでおすすめです。そのまま食べるのはもったいない!ぜひ活用してみてください。
納豆にちょい足しするのにおすすめ!5つの食材とは?
キムチ
キムチを納豆へ混ぜると、ピリ辛うまみたっぷり。ごはんのお供にも、おつまみにも便利です。キムチのような漬物類は乳酸菌が豊富で腸内善玉菌を増やす働きがあります。菌にはそれぞれ異なる働きや性質があるため、納豆とキムチを混ぜるなど色んな種類のものを食べればより腸が整う期待ができます。発酵食品同士は味の相性も良く、おいしく腸活ができるのでおすすめです。
ぬか漬け
納豆にぬか漬けの芳香がとても合い、ごはんとも相性バツグンです。発酵ぬか床が登場してから手軽に漬けられるようになったぬか漬けですが、家で作っている方も多いのではないでしょうか。ぬか漬けも乳酸菌や酪酸菌などの善玉菌がとても豊富で、納豆菌と一緒にとれば腸活に役立ちます。納豆と一緒に混ぜる時は1cm角など小さめに切ると食べやすいです。
ごま油
ごま油をほんの少し垂らせば、風味が変わりいつもと一味違った納豆になります。納豆には脂溶性であるビタミンKが豊富に含まれており、油と一緒に食べれば吸収率が上がります。ビタミンKはカルシウムを骨に沈着させるタンパク質を活性化する働きがあり、丈夫な骨づくりに欠かせない栄養素です。腸内でも作られますが食事からとることも大切です。同じく脂質が多いすりごまを加えるのもおすすめです。
マヨネーズ
マヨネーズも油分が多いのでごま油と同じような効果が期待できます。納豆の臭いが気にならなくなるので納豆が苦手な方にもおすすめの食べ方です。やみつきになる味ですが、入れすぎると脂質をとりすぎてしまうため気を付けましょう。
ちりめんじゃこ
カルシウム豊富なちりめんじゃこは、納豆のビタミンKと一緒にとれば骨の強化アップに役立ちます。ビタミンKは骨へカルシウムの沈着を促すため、カルシウムの多い食品と一緒に食べると効果的です。ちりめんじゃこの旨味や塩味が加わって納豆のおいしさもパワーアップ。同じくカルシウムの多い干しエビもおすすめです。
ライター/木町ゆうこ
管理栄養士として病院や自治体で様々な病気や年代の方の栄養管理を経験。現在はフリーランスで栄養相談やコラム執筆などの活動をしている。
【参考文献】
厚生労働省/日本人の食事摂取基準(2020年版)
AUTHOR
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。
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