気になる!【太もも横のでっぱり】太脚とデカ尻に見せてしまう「でっぱり」を引っ込める寝たままエクサ

 気になる!【太もも横のでっぱり】太脚とデカ尻に見せてしまう「でっぱり」を引っ込める寝たままエクサ
服部恵実
服部恵実
2024-01-26

ズボンを履く時に、太ももの横で引っかかってしまう、骨が横に張り出している気がする。そんなお悩みありませんか。もしかしたら「大転子」と呼ばれる太ももの骨の位置が乱れていることが原因かもしれません。

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太ももの横にある骨「大転子」

大転子とは、太ももの骨(大腿骨)の一部で、太ももの横にでっぱった形でついています。骨にも個人差があるので、一般よりも大きく張り出しているものもあります。

大転子
illustration by イラストAC

大転子のでっぱりが大きくなる理由

「以前よりもでっぱりが大きくなった」と感じている人もいるかもしれません。それは、股関節の位置が乱れている(股関節が内側にねじれている)ことで、大転子のでっぱりが大きくなっていることが原因の一つとして考えられます。

本来、股関節は不安定な関節であるため、靭帯や筋肉に支えられて安定性を保っています。しかし股関節の筋肉バランスが乱れると、太ももの骨の位置が変化するため、大転子が過剰にでっぱってしまうのです。

大転子が大きくでっぱっている人は、太ももの骨を外に回す筋肉(外旋筋)が弱くなっているかもしれません。

股関節外旋筋
illustration by kei

大転子の位置を正しく戻すエクササイズ

⒈横向きで寝て、両脚をそろえて膝と股関節を90度に曲げます。

クラムシェル
photo by emi

⒉骨盤は動かさず、足の内側をくっつけたまま膝をパカッと開ます。股関節から動かすことを意識しましょう。

クラムシェル
photo by emi

⒊腰の位置を動かさないようにするのがポイントです。

クラムシェル
photo by emi

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AUTHOR

服部恵実

服部恵実

大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。



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股関節外旋筋
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