【たった1分!お正月太り解消】腰の”浮き輪肉”がすっきり!くびれも蘇る「四つん這いのツイスト」

 【たった1分!お正月太り解消】腰の”浮き輪肉”がすっきり!くびれも蘇る「四つん這いのツイスト」

気持ちもお腹の贅肉もゆるみやすくなるお正月休み。毎朝たった1分やるだけでお正月太りを解消し、一年を健やかに美しく過ごせるワークをヨガ講師の吉本憲太郎先生がレクチャーします。ワークで体幹の筋肉を使う習慣をつけると、無理な食事制限をしなくてもすっきりとしたお腹まわりを目指せます。

広告

インナーユニット強化で姿勢改善、お腹太りにストップ!

「お腹と腰まわりの浮き輪肉の原因は、食べ過ぎもありますが姿勢の乱れが大きく関係しています。腰が丸まり体幹の筋肉がゆるむと、下から引き上げる力が衰えて贅肉がつきやすくなるので、お正月に脱力姿勢でダラダラ過ごした人は要注意。

体幹にはおもに4つの筋肉があり、背骨に付着する多裂筋、肋骨下の横隔膜、そして骨盤を支える骨盤底筋群とお腹を包み込むように位置する腹横筋です。これらはインナーユニットと呼ばれ、正しい姿勢を維持できると4つの筋肉が自然と働き、インナーユニットを使えている人は姿勢が乱れにくいとも言えます。正しい姿勢を確認するには、仰向けになり両膝を立てて肋骨の下、ウエスト、腰の前側の骨をおへそ側に寄せてインナーユニットをオンに。そして、おへその裏に手を入れて手のひら一枚分のスペースを確保すると、反り過ぎず丸まりすぎないニュートラルな背骨を作れます。

インナーユニット
AdobeStock

また、お正月太りを気にする人は多いですが、過度なダイエットに走らないために『冬に太るのは自然なこと』と覚えておいて。冬は動物と同様に人も寒さに対応するため脂肪を蓄えようとして体重は増加傾向にあります。自分の平均体重を知り、プラス1~2kg程度であれば許容範囲。体のバイオリズムを知り、頑張り過ぎず体調管理を行ってください」(吉本憲太郎先生)

超簡単ワークでお腹とウエストをキュッと引き締め

「今回紹介するのは、四つん這いで行うツイストワークです。腰が反らないように体幹筋を使って姿勢を保ちながら、お尻を左右に動かすことで脇腹の腹斜筋を刺激。ズボンからはみ出たお腹の浮き輪肉のカットと、ウエスト痩せに効果があります。朝に行い体幹筋にスイッチを入れて一日を始動すると、浮き輪肉の一因である猫背を予防し正しい姿勢を維持できます」(吉本憲太郎先生)

四つん這いのツイスト

目的と効果:体幹を使って背骨のS字カーブを維持しながら、お尻の動きに伴い腹斜筋を刺激して強化。浮き輪肉を減らしウエストのくびれを作る。 

〈やり方〉

1.四つん這いになり肩の下に手首、腰骨の下に膝をセット。つま先は立てても寝かせてもOK、安定するほうを選択。肋骨の下、ウエスト、腰の前側の骨をおへそ側に寄せてインナーユニットをオンにする。 

59

2.吐く息でお尻を右にスライドさせて、左脇腹を収縮させながら左肩越しにお尻を見る。吸って正面に戻る。

78

3.吐く息でお尻を左にスライドさせて、右脇腹を収縮させながら右肩越しにお尻を見る。吸って戻る。1分間繰り返す。

85

〈プロフィール〉吉本憲太郎さん 

プロフィール

ヨガ指導者、「..with THE CLEAR YOGA」主宰。会社員を経て、自分が苦しんだ経験を含めヨガの魅力を伝えるべく、ヨガ指導者の道へ。熊本にオープンした自身のヨガスタジオでは、ビギナークラスからOMYOGA認定校として指導者養成講座(全米ヨガアライアンスRYT200)も開催。月に一度の屋外クラスでは、ドネーションを募り熊本の自然環境保護団体に寄付している。https://with-the-clear-yoga.jp/、Instagram:@kentarouyoshimoto

広告

取材・文/北林あい
撮影/長谷川梓

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

インナーユニット
59
78
85
プロフィール