「食べるとすぐ太る人」が食べるべきものとは?ダイエットコンサルが教える、痩せる食べ物の共通点
たとえ食べすぎても、すぐに痩せる体を手に入れたい……そんな願いを叶えるには、東洋医学を取り入れて食材を選ぶのが近道です!今回はダイエットコンサルタントEllyさんの著書『自然やせ力』(Gakken)より、内臓脂肪や血糖値が気になる人におすすめ、お腹スッキリを目指せる食材をお伝えします。
東洋医学は野菜の色にも関係する
私たちの体質や体型、性別と関わっている「陰陽バランス」。東洋医学では、この世の全てのものが、陰と陽に分類されると考えます。さらに人間の体と陰陽バランスの関わりを紐解くと、季節や感情といった変化は臓器との関わりが深く、影響し合うとされています。
日本には四季があるため、季節による感情や体調の変化がわかりやすい分、良くも悪くも影響も受けやすいですよね。たとえば東洋医学では、心臓は「夏」や「喜び」、腎臓は「冬」や「恐れ」といった季節やワードと関わり合っています。この関係性を上手く利用してあげることで、食べても自然と痩せる「自然やせ力」をつけることができるそうです。
「食べるとすぐ太る人」が食べるべき色とは?
東洋医学では「腎臓」に生命力が貯蔵されると考えられています。腎臓は流れてきた血液をろ過し、体に必要なものと老廃物を分別してくれる働きを持ちます。
「ちょっと食べるとすぐに太ってしまう人」は、腎臓に入ってくるべき血液や体力が不足している可能性があるそう……。
この体質の人が食べると良いのが、黒や赤の食材(もちろん着色料はNG)です。血液が造られてスムーズに流れるように導いてあげれば、水が潤沢な川がスムーズに流れるのと同様に、体の老廃物は流れやすくなり基礎代謝もアップしていきます。
抗酸化作用をもつ食材は赤と黒!
赤い食材としては、とくに「トマト」はおすすめの食材。造血作用のある「リコピン」が含まれています。また黒い食材は、化防止効果のある「アントシアニン」が含まれいる「黒豆」や「黒ゴマ」がいいでしょう。
体の老化とは、体が酸化してサビが溜まっていくということ。トマトや黒ゴマのように濃い色をした食材は、高い抗酸化作用を持つフィトケミカルが豊富です。
フィトケミカルは人体で作り出せない抗酸化物質のため、積極的に取り入れることで、十分な血液量を確保して老化を防止してくれます。さらに老廃物を排出するための巡り力もアップするので、良いことづくめなのです
とりあえず買うなら「大根」が良いワケ
食材の買い出しで何を買うか迷ったら、「大根」を選んでみましょう。内臓脂肪や血糖値が気になる人、むくみが気になる人にはとくにおすすめ。
大根は内臓脂肪を減らしてお腹周りをスッキリさせる効果や整腸作用があるためウエストのサイズダウンが見込めます。
東洋医学では、大根は「不要なものを破壊して散らす=辛散作用」があるといわれています。胃の炎症を起こしやすい人、食後の胃の回復を促したいときにも大根は大活躍。
たとえば、お肉を食べた日は「大根おろし」を添えたり、すでに血中にある老廃物に作用してくれる「切り干し大根」を週に2〜3回摂取したりすると、体にとって必要な栄養素の吸収力アップにもつながります。
この本の著者……Elly
YouTube「Ellyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」を主宰する養生ダイエットコンサルタント。一部上場コンサルティング会社を退職後、35歳からボディトメイクレーナーに転身。東洋医学、西洋医学など古今東西のあらゆる知識を融合させ、独自のダイエット法を発案。どんなダイエット法もうまくいかなかった人々を次々に成功へ導き、喜びの声が数多く届く。自身も12kgのダイエット成功者。
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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