【太りやすい更年期世代に】朝の運動がカギ!脂肪燃焼がONになり自然と痩せる「代謝UPストレッチ」

 【太りやすい更年期世代に】朝の運動がカギ!脂肪燃焼がONになり自然と痩せる「代謝UPストレッチ」
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食べる量や生活スタイルは変わっていないのに、若い時に比べて太りやすくなった…という声をよく聞きます。それは、基礎代謝の低下が原因かもしれません。その理由や、効率よく代謝アップができるストレッチをご紹介します。

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基礎代謝とは?

人間が生命活動を行うために最低限必要になるエネルギーのことです。人間は横になっているだけでも、心臓を動かしたり呼吸を繰り返したりするなど、身体の内側ではさまざまなエネルギーが使われています。つまり、何もしていないときでも代謝は行われているのです。

また代謝には、基礎代謝のほかに、活動代謝食事誘発性熱産生の2つがあります。

活動代謝

日常生活での動作や運動などによって消費するエネルギーのこと。1日の消費エネルギーの2~3割を占めると言われています。動作や運動量が増えるほど消費量は増え、ダイエットへの効果も高くなります。

食事誘発性熱産生

食事によって発生する代謝活動です。人間の身体では、食事を摂取したときに熱が使われて消化活動が行われます。食事をした後に身体が温かくなるのはそのためです。特にたんぱく質は食事誘発性熱産生による消費エネルギーが多いため、ダイエット中にたんぱく質を摂るとよい、と言われるのはそのためです。

3つの代謝の割合の目安は、基礎代謝6割、活動代謝2~3割、食事誘発性熱産生約1~2割です。基礎代謝を向上・維持しつつ、適度な運動と食事をすることが効率的と言えます。

基礎代謝の低下の原因

【加齢】

運動など何もしないでいると、加齢によって筋肉量が低下し基礎代謝の低下に繋がります。

【無理なダイエット】

無理なダイエットで取り込むカロリーが不足すると、その代わりとして筋肉を分解しようとし、基礎代謝が落ちてしまいます。せっかくダイエットを頑張っても、痩せにくい体を作ってしまいます。

【自律神経の乱れ】

不規則な生活で自律神経が乱れると、基礎代謝が下がってしまいます。ストレスケアや睡眠をしっかりとることも大切です。

基礎代謝が低下すると、身体に取り込んだ栄養をエネルギーに変える働きが鈍くなります。うまくエネルギーに変えられなかった栄養は、身体に蓄積され脂肪になる原因に。反対に基礎代謝が高いと、1日に消費するエネルギーの量が増えるので何もしなくても消費できるカロリーが多くなり、結果として太りにくい身体に近づきます。さらには、体温を高く保てるようになり、血流の流れもスムーズになります。

効率的にダイエットを進めるためには基礎代謝を高めることが大切です。

おすすめは朝!代謝アップストレッチ

1日の始まりに運動をすることで、代謝が高い状態で1日中過ごすことができ、消費カロリーを増やすことに繋がります。体もスッキリ目覚めるので、ぜひ朝に運動を取り入れてみましょう。

1.両脚を広く開いて立つ。頭の上で手を組み、伸びをして30秒間左右に揺れる。

体側のばし
Photo by Emiko hirukawa

2.上半身を左側に倒し、右膝を曲げる。伸ばした二の腕越しに天井を見上げ、深い呼吸で30秒間キープ。反対側も行う。

体側のばし
Photo by Emiko hirukawa

3.脚を広く開いたまま腰の後ろで手を組み、肩甲骨を寄せる。胸を高く引き上げ、目線は斜め上に。余裕があれば組んでいる手を持ち上げて、30秒間キープする。

肩甲骨ストレッチ
Photo by Emiko hirukawa

4.腰の後ろで組んでいる手を頭側へ引っ張りながら上半身を前に倒す。頭を床に近づけ体重はつま先側にかける。深い呼吸で30秒間キープする。

開脚前屈
Photo by Emiko hirukawa

5.両脚を大きく開いたまま爪先を外側に向けて膝を曲げ、お尻を沈める。余裕があればそのまま左右に揺れる。30秒〜1分目安に行う。

股関節ストレッチ
Photo by Emiko hirukawa

※動画で動きを確認したい方はこちら

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AUTHOR

ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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体側のばし
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