【更年期世代の太りにくい体づくり】筋肉量&代謝アップにつながる前ももエクササイズ
年齢を重ねるごとに、以前よりも体が重く感じたり太りやすくなったと感じている方はいませんか?それは加齢とともに起こる筋肉量や基礎代謝量の減少が影響しているかもしれません。今回は筋肉量&代謝量減少の対策につながる前ももエクササイズをご紹介します。
太りにくい体づくりのためにしたいこと
基礎代謝量とは、呼吸・体温調節・血液循環など、生命活動を維持するために使われるエネルギー消費量=何もしなくても消費されるエネルギーのことですが、残念ながら加齢とともにそのエネルギー消費量は下がってしまいます。以前に比べて太りやすい、痩せづらいと感じるのは基礎代謝量の低下も理由として考えられます。
基礎代謝量の低下は筋肉量の低下が主な理由で、筋肉量も年齢とともに減ります。更年期世代になり体を動かす機会がどんどん減っていると感じている人も多いのではないでしょうか。体を動かさなければ筋肉・筋力は減ってしまうので、筋肉を使うことを意識するのが大切です。
そうは言ってもしばらく体を動かしていない人にとって、筋肉を使う運動と聞くとハードルが高く感じるかもしれません。そこで今回は、全身の中で一番大きな筋肉である大腿四頭筋(前もも)に注目して、筋肉の衰えをできるだけ防ぎ、代謝を上げて太りにくい体づくりを始めてみましょう。
筋肉量&代謝アップ!前ももエクササイズ
<やり方>
1)左脚を前にして脚を前後に開く。右足はかかとを床から浮かせて爪先立ちになる
2)両手を腰に添えたまま、左膝をゆっくりと曲げて腰を落としていき、左のすねが床と垂直になるようにする(必要に応じて前後の歩幅を調節する)
3)前ももの筋肉を意識しながら右膝も曲げて、かかとをできるだけ高く持ち上げるようにする。途中で息を止めないように気をけてバランスを保つ。上半身が前かがみになると、前脚に重心がかかって後ろ脚の前ももがあまり使えないので、頭頂が真上を向くように姿勢をキープする
3)頑張れそうなら腰にあてた両手を離し、両腕をまっすぐ正面に伸ばしてバランスをキープ。できるだけゆっくりと呼吸を続ける
4)終わったら後ろ脚を前に踏み出し、今度は右脚を後ろに引いて同様に行う。
ここに注意
後ろの膝をあまり曲げずかかとが床に近くなると、前ももの筋肉をあまり使えなくなるので注意。膝を曲げてかかとをできるだけ床から上げる。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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