あなたが痩せられない意外すぎる理由とは?12kg減量の成功者が教える、痩せたい人が改善すべきクセ
座る・立つといった基本動作は、私たちが日々、何十回〜何百回と続けていく行為。だからこそ、そこに潜む悪いクセを絶って「自然と痩せる体」につなげる良い習慣へと変えるチャンスが隠されています!今回はダイエットコンサルタントEllyさんの著書『自然やせ力』(Gakken)より、痩せやすい体になる座り方についてご紹介します。
日本人が痩せられないのは「座りっぱなし」が原因?
喫煙より怖い生活習慣は「座りっぱなし」だというEllyさん。実は、座りっぱなしの状態が2時間増えるごとに、死亡リスクが15%アップするという説もあるほどです。
世界的にみても、日本は「座りっぱなしで過ごす国ランキング」の上位国。働きすぎる国民性であるとはいえ、一日平均で「7時間も」座っているという現実を知ると、確かにそれが痩せない原因のような気もしてきます。
とはいえ、今すぐデスクワークをやめた生活に切り替えられる人はごく少数のはず。Ellyさんは座っている時間自体が悪いのではなく、「座り方」に問題があるといいます。
太りたくなければ、尾てい骨で座るべからず!
普段、私たちはイスに座るとき「尾てい骨」で座りがち。尾てい骨で座ってしまうと、骨盤は後ろに倒れて猫背になってしまいます。
さらに怖いのは、尾てい骨で座って猫背になると肋骨が前傾してお腹が潰れ、胃や腸が圧迫され続けてしまうこと。圧迫されることで内臓機能が低下し、結果的に消化不良などを引き起こして痩せにくい体質を形成してしまうのです。
もちろん、片方のお尻だけに体重をかけて座るのもNG。片方だけで座ると骨盤は斜めになり、部分的にお腹が潰れて内臓が圧迫されてしまいます。
最も太らない座り方は「あぐら」
長時間座ったままが良くないのなら、ヨガや瞑想で長く座ったままでいるのも良くないのでは?と思った方もいるかもしれません。しかし、ヨガや瞑想で行う座法には、内臓圧迫のリスクを抑えるどころか、筋肉を整えることができる方法が取り入れられています。
それが「両方の坐骨で座る」という方法。両方の坐骨に均等に体重が乗るように座ることで、骨盤は垂直に保たれます。垂直な状態であれば内臓が圧迫されないため、背骨や内臓の不調も出にくくなります。
あぐらに限らず、イスや床に座るときも両方の坐骨で座るように心がけると、自然とインナーマッスルが使われる座り方になり「自然やせ力」もアップします。
この本の著者……Elly
YouTube「Ellyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」を主宰する養生ダイエットコンサルタント。一部上場コンサルティング会社を退職後、35歳からボディトメイクレーナーに転身。東洋医学、西洋医学など古今東西のあらゆる知識を融合させ、独自のダイエット法を発案。どんなダイエット法もうまくいかなかった人々を次々に成功へ導き、喜びの声が数多く届く。自身も12kgのダイエット成功者。
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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