【アボカド】ヘタに注目!触らなくてもわかる「食べ頃のアボカドの見分け方」と保存方法を栄養士が解説
『食べる美容液』と言われるアボカド。濃厚でクリーミーな味わいはお好きな方も多いのではないでしょうか?ただお店で買ってきたものが固すぎたり熟しすぎたりしたことはありませんか?今回は食べ頃のアボカドの見極め方と正しい保存方法についてご紹介します。
完熟したアボカドの選び方とは?
アボカドは指で押してみてやわらかいものが食べ頃というサイン。しかし店頭で触ってしまうと、アボカドを傷めてしまう恐れがあります。そこで指で押して確認する以外の見極め方を見ていきましょう。
①黒色をしている
アボカドは熟すにつれて、鮮やかな緑色→深みのある緑色→黒色に変化していきます。その為、すぐに食べるのであれば黒っぽいものを選ぶのがポイントです。鮮やかな緑色の場合は常温で3〜7日、深みのある緑色の場合は常温で2〜3日おくと、食べ頃になりますよ。
②アボカドのヘタが沈んでいる
アボカドは熟すにつれて実から水分が失われ、ヘタの部分が沈んでいくと言われています。その為、ヘタが沈み、ヘタと実の部分に少し隙間ができたものは、完熟している証拠です。
尚、アボカドのヘタの周辺は農薬が残りやすいと言われています。食べるときは、ヘタの部分をしっかり水で洗うようにしましょう。
アボカドの保存方法とは?
アボカドをすぐに食べない場合や、一度に食べきらない場合は、どのように保存すると長持ちするのでしょうか? まだ熟していないアボカドは常温で保存し、追熟させましょう。すでに熟して食べ頃のものはポリ袋に入れて封をし、野菜室で保存します。
半分残す場合は、種をつけたまま保存するのがポイント。アボカドは空気に触れると酸化して黒くなっていきます。種を残したままにすると空気が触れる面積が小さくなるので長持ちしやすいと言われています。また切り口にレモン汁を塗って、ぴったりとラップをして冷蔵庫に入れるのがおすすめ。ただ傷みやすい食品なので、2日程度で食べるようにしましょう。
尚、どうしても食べ切れない場合は、冷凍保存しましょう。アボカドの種と皮を取り、一口大に切ります。レモン汁をかけてラップに包んでジップ付きの袋に入れて冷凍庫へ。
ただ冷凍したものは生のものに比べて食感が落ちるので、そのまま食べるよりも潰してソースにして食べるのがおすすめです。また食べる際は、冷蔵庫に入れて自然解凍をするとおいしく召し上がれますよ。
<参考元>
「もっとおいしく、ながーく安心 食品の保存テク」 徳江千代子監修
AVOCADOS from MEXICO 食べごろのアボカドの選び方
AUTHOR
和田 梓
管理栄養士。これまでヘルスケアIT企業にて、ダイエット・糖尿病・IBD・CKDなど、幅広い悩みに向けたレシピ開発を100件以上行う。その他、記事執筆、WEBページの企画・編集、保健指導などに従事。ハーブやスパイスを使った創作家庭料理が得意。
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