耳を温める「耳温活」で心と体をオフモードに!眠る前の耳温活にもぴったりなイヤホン型ヒーターとは
温活には、さまざまなタイプがありますが、最近耳を温める「耳温活」が注目されています。寒い日に、耳に触れると冷たくて驚くこともあるほど、耳は冷えやすい部分でもあります。それに加え、自律神経が集まる場所でもあり、耳を温めることは心地よい休息につながるそうです。手軽に耳を温められるようにと開発されたのがイヤホン型ヒーター「ミミトロリン」です。
充電式イヤホン型ヒーターで手軽に耳温活
「ミミトロリン」は、健康、美容機器、快眠寝具を製造販売するウエルネスカンパニー「アテックス」が展開するルルドシリーズから新登場したイヤホン型ヒーターです。耳の中(外耳)をじんわりと温めるようイヤホンの突起部にヒーター機能を搭載し、3段階の温度調節が可能で、充電式のため繰り返し使うことができます。アテックスルルドシリーズでは、他にも温活アイテムを展開していますが、今回、耳に注目した理由をうかがうと、「温活を身近に感じていただくために、コンパクトで持ち運びやすい商品を目指しました。その中で、効果的に温活が実感できる体の部位として、小さく、そして神経が集まる『耳』に着目しました」(アテックス広報)
耳は、冷えているという実感がないことも多いですが、自律神経やツボが集中していることを考えると、温活するのに重要な場所と言えそうですね。しかも、耳を温めることは、心地よい眠りにもつながります。
「耳をじんわり温めることで、リフレッシュにもつながります。椀ボタンで手軽に使えるので、お昼休みなど、ひと息つきたいときに使用するのもおすすめです」(アテックス広報)
イヤホン型でオフィスでも違和感なく使用できそうです。
耳に装着し、ボタンを押すだけで耳温活スタート
ミミトロリン本体は、とてもコンパクト。少し大きめのイヤホンといったところです。ただ、イヤホンのように耳を密閉しないため、休憩時間などに使用しても周囲の音は聞こえます。本体に、イヤーピースを装着し、耳に少し入れて引っ掛けるイメージです。イヤーピースは、MとLの2サイズが付属していて、どちらか自分の耳のサイズに合う方を選べるようになっています。この形になるまで、開発にはかなり苦労したようです。耳の形状は、十人十色。しかも複雑です。
「最初のデザインは、実際の使用で問題点が浮かび上がり、何度も試作を繰り返し、現在のLサイズとMサイズに落ち着きました」(アテックス広報)
実際に使ってみると、突起部分を外耳に触れるように耳に入れ、フィット感を確かめるように少し回し入れる感じで、おさまりのいい位置を探す感じでした。
イヤーピースを選んで耳に装着したら、あとはスイッチをオンにするだけです。温度は、弱(約35度)、中(約38度)、強(約40度)の3段階で音と点灯色で切り替えを教えてくれます。耳に付けてからだと色を見る人は鏡を見なければいけませんが、音でわかるので安心です。最初は、弱からスタートするのがおすすめとのことで、弱でスタートしましたが、続けて使っていると、気温が下がってきたせいもあると思いますが、物足りなくなってきて、最近は強モードで使用中です。
熱いということはなく、心地よく、眠りに誘ってくれています。つけたまま寝落ちしても大丈夫なように、約20分の自動オフタイマーが付いているので、安心して眠れます。寝返りをうつと自然に耳から落ちてしまうこともありますが、無くしてしまうほど小さいわけではないため、こちらも安心ですよ。
定期的なお手入れも忘れずに
充電ケースは、コンパクトで持ち歩きにも便利です。連続使用時間は、約1時間。約3時間でフル充電します。耳に入れるものなので、定期的に柔らかい布で軽く拭き取るようにしましょう。汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯を使用して拭き取り、その後、乾拭きするのがいいそうです。完全防水ではないため、水洗いはNGです。ほかにも、運転中の使用や、イヤーアクセサリーを着けたままの使用は避けてくださいとのこと。運転中にリラックスして、眠くなったら大変ですものね。
耳温活が注目されるのは、耳を温めるだけの手軽さにあるのかもしれません。入浴で体を温めて眠ることを心がけている人も多いですが、体温が下がってくるまでに90分程度かかるなど、なかなかそのタイミングに合わせて入浴するのがむずかしい場合もあります。なんとなく眠れないなあと感じたときに、ミミトロリンで温めることで気分転換になるかもしれませんね。
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
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