首こりの原因は「イヤホンの使い過ぎ」かも?耳をほぐして首こりを改善するセルフマッサージ

 首こりの原因は「イヤホンの使い過ぎ」かも?耳をほぐして首こりを改善するセルフマッサージ
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須藤玲子
須藤玲子
2023-03-09

あまり知られていないかもしれませんが、実は、耳もこるってご存じでしたか?特にイヤホンを長時間使う習慣のある人は要注意!耳のこりが首こりにつながり、時には頭痛を引き起こすことも…。今回は見落としがちな耳まわりのセルフケアをご紹介!耳を柔らかくほぐすことで、つらい首こり改善を目指しましょう。

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耳こりと首こりの関係

耳まわりの筋肉
イラストAC

イヤホンの使用で、耳が痛くなったり、頭痛を感じたりした経験はありませんか?耳の形は人それぞれで、特に耳の中に入れるタイプのイヤホンは、耳の形に合わないと、耳だけでなく、周辺の筋肉を緊張させ、血行不良になる可能性があります。耳まわりにはたくさんの筋肉が存在し、首から鎖骨につながる胸鎖乳突筋は首コリと深い関係があります。自分に合うイヤホンを選んでいても、使用頻度や長時間使い続けると、耳に負担がかかり、いわゆる耳こりの状態に…。そのままにしておくと首の筋肉もガチガチに硬くなってしまうのです。

耳をほぐして首こり改善!簡単セルフマッサージ

耳を柔らかくほぐし、血流をよくして周辺の筋肉の緊張を解く簡単なマッサージです。お風呂あがりなど、体が温まった時に行うと、さらに巡りがよくなり効果的ですよ!

やり方

耳マッサージ
photo by Reiko Sudo

1.姿勢を整えて楽に座り、両手の指先を耳の後ろ側に添える(椅子でも床でもOK)

耳マッサージ
photo by Reiko Sudo

2.指先で軽く押しながら、付け根から折りたたむようにして耳を前に倒す(耳をふさぐ)。気持ちよい程度の強さで指先を上下に動かし、まんべんなくほぐす

上下に耳を折りたたんでほぐすセルフマッサージ
photo by Reiko Sudo

3.耳の上下に指先を添え、指先で軽く押しながら、耳の上下を合わせるようにして縦に折り曲げる。そこから小さな円を描くように動かし、まんべんなくほぐす

耳の内側からほぐすセルフマッサージ
photo by Reiko Sudo

4.人差し指を両方の耳の中に入れる。指で耳の穴を広げるように、小さな円を描きながら耳の内側をほぐす(爪が伸びている場合は、傷つける可能性があるので避けましょう)

ポイント

耳は繊細な部分です。なるべく丁寧に、やさしくほぐしましょう。ガチガチに凝っていると痛い場合もあります。痛みや違和感がある場合は、強さを調節しましょう。動かさずそのままキープしてもOK!こり固まった耳をしっかりほぐすことで、温かくなり、首の筋肉も緩みやすくなりますよ。

たまには耳を休ませよう!

耳は起きている間、常に音をとらえています。自分で思っている以上に疲れているかもしれません。だからこそ、意識的に休ませてあげることが必要です。
イヤホンの使用で耳に負担をかけすぎないこと、たまには、音を遮断して耳を休ませてあげることも大切です。耳の疲れをリセットすることも、首こりを和らげるメソッドのひとつですよ!

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AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



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