ヨガのある生活がより充実するために知っておきたい5つのこと

 ヨガのある生活がより充実するために知っておきたい5つのこと
Yoga Hawaii Magazine
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4. 適切な食事

太陽は地球上のあらゆる生命のエネルギー源です。太陽は(食物連鎖の始まりにある)植物に栄養分を与え、その植物は草食動物によって食べられ、そして草食動物は肉食動物によって食べられます。太陽から直に栄養分を得ている食物連鎖の始まりの部分には、生命を活性化させる最も優れた性質が秘められています。ヨガ的に理想な食生活は、肥沃な土地で育ち遺伝子を組み換えていない材料を用いたラクトベジタリアン(乳製品を摂る菜食)です。動物の肉は「間接的な」栄養源であると考えられ、その栄養価は本質的に劣っています。

私たちに必要な栄養素は、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、脂肪、繊維の5つに大別されます。果物、野菜、種子、ナッツ、穀類には、体が成長するのに欠かせない必須栄養素がもれなく含まれています。しかし、菜食主義者になることが現実的ではない場合は、加工食品の摂取をできるだけ少なくして、食品を賢く選択し、栄養価が失われないように過剰な調理を避けるようにしましょう。

毎日自分が口にする食品を意識して選択すること(つまり、自分自身と環境に対して愛と非暴力の精神で食品を選択すること)は、長生きにつながり、前向きな姿勢を保つのに役立ちます。

5. 前向きな思考と瞑想

典型的なヨガのレッスンでは、体を使って心を制御します。体を動かしたり、休ませたり、リラックスさせながら、繰り返し現れる心のパターンを観察してそれを超越するチャンスを心に与えます。めまぐるしく動き回る「モンキーマインド」に徐々に気づいていき、私たちが自分の考えを常に自覚しているわけではないことを理解します。心は過去と未来の考えにとらわれていることが多く、「今」を存分に生きていることは滅多にありません。

今に意識を集中させる練習を通じてこそ、否定的な思考パターンや否定的な感情を解放することができるようになります。何を考えるか、どう感じるか、人生で何を経験するかは自分で選択するものなのです。

ヨガによってそのことを悟り、心と体を解放し、エゴへの執着を断ち切ることができるようになります。意識的に呼吸をしながら、肉体を静止させ、思考パターンを自覚してそれに固執しないようにすると、自分の内側に意識を集中できるようになっていきます。

ヨガをしていると、自分は自分の肉体とは別物であり、心とも別物だということを理解し始めます。私たちは自己、つまり時空を超えた意識なのです。

内面に意識を向ける経験は、言葉で表現できない経験です。瞑想をしていると、考えが海の波のように浮かび上がっては沈んでいきます。しかし、この波の合間に、時間と空間が存在します。まさにそこで、私たちはほんとうの自己に出会うのです。

ミケーレ・サントス
Sun Yoga Hawaiiの創設者でありCEO。1998年からハワイに暮らし、ハワイをこよなく愛している。2002年からはヨガも実践している。ヨガの実践と「アロハスピリット」をもって生きることを通じて世界の役に立つという使命をもって、娘、妻、母親、友人として生きている。

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Text by Michele Santos
Article from yogaHAWAIImagazine.com
Translated by Setsuko Mori



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