眉間のシワ、放置しないで!シワが深くなって取れにくくなる前の簡単セルフケア
眉間にシワがあると不機嫌に見えたり、見た目年齢が上がってしまったりします。さらに、眉間のシワは一度定着してしまうとなかなか取れにくいものです。ボトックスやヒアルロン酸注射する人も多いですが高額な費用をかける前に、日々のケアでシワを定着しない工夫をしましょう!
頑固な表情ジワのお悩みで特に多い眉間のシワ
普段の感情の癖が歳を重ねるとその人の顔立ちになっていくのは感情と表情筋が繋がっているから。真剣で頑張り屋さんほど、グッと集中する時間が長く、仕事に真面目だったり考え事をしていたりすると、いつの間にか眉間にシワが寄っています。
その状態が続くと慢性ジワの原因に。表情をゆるめてもシワがくっきりついてしまって、元に戻らないという悲しい経験をした人もいるのではないでしょうか。繰り返し眉間に力を入れているうちに表情筋のひとつである鼻根筋と皺眉筋が収縮する癖がついてしまって、深いシワとして刻まれていきます。
シワが深くなって取れなくなってしまう前に、左右から寄る皺眉筋と上下から寄る鼻根筋をストレッチして明るい表情を取り戻しましょう!
鼻根筋&皺眉筋をストレッチしよう(動画)
鼻根筋のストレッチ
鼻根筋は鼻の付け根の上、眉間の間にある三角形の小さな筋肉です。
眉間にシワを寄せる働きがあり、目の焦点を合わせたい時やまぶしい時、精神的な負担を感じた時に動きます。この鼻根筋が凝り固まってしまうと表情をゆるめても眉間のシワが消えずに、いつも不機嫌そうな顔に見えてしまいます。眉間のシワケアは、まずこの鼻根筋をほぐすところからはじめましょう。
<やり方>
印堂(いんどう)と鼻通(びつう)のツボを刺激しつつ、鼻根筋を縦に引き伸ばすようにストレッチします。
1)片手の人差し指と親指で鼻通のツボを軽く抑えます
2)反対側の人差し指で印堂のツボを軽く抑えます
3)ツボを押したまま、両手を上下に少しスライドさせ鼻根筋をストレッチします
ツボを押すことで皮膚ではなく筋肉を捉えるようにゆっくり行うのがポイントです。
皺眉筋のストレッチ
皺眉筋は眉毛の上にある筋肉で左右の眉を寄せる働きがあります。鼻根筋が凝り固まっている人は皺眉筋にも負担がかかっているケースが多いです。
<やり方>
眉の少し上、眉間に皺を寄せたときに盛り上がる部分をほぐします。
1)両手の指を曲げ、グーをつくります
2)親指の第一関節をほぐすポイント内側に当てながら、首を左右に揺らして横にほぐします
3)ポイントを少しずつ外側にずらして、同じように顔を左右に揺らし、全体的にほぐします
4)親指の第一関節をほぐすポイント内側に当てながら、小さな円を描くようにくるくる回します
5)ポイントを少しずつ外側にずらして、親指をくるくる回し、全体的にほぐします
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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