【眼精疲労には前屈が効く?】疲れ目、おでこや眉間のしわ、老け顔を予防する簡単ストレッチ
パソコンやスマホによる目の使いすぎは眼精疲労を引き起こすだけではありません。眉間やおでこのシワが深くなり老け顔にもつながるのです。眼精疲労が気になる人におすすめ!疲れ目と老け顔をまとめて予防・解消するヨガポーズとセルフケアのご紹介です。
眼精疲労で老化が進む?
目を使う機会が多くなると目の周りの筋肉が緊張し疲労します。目元の筋肉である「眼輪筋」が硬くなると、血液やリンパの流れも滞り老廃物が溜まります。それが原因で肌がくすんで見えたり、くまができたり、まぶたがむくんでしまいます。
また目が疲れると知らず知らずのうちに目の周りに力が入り、おでこにシワが寄ったり、眉のまわりが力んで眉間にしわができたり……。眼精疲労は老け見えにもつながってしまいます。
眼精疲労&老け見えを解消する「立位前屈のポーズ」
ヨガの基本である太陽礼拝の中にも登場するポーズです。眼精疲労はもちろん、背筋や脚の裏側がしっかりと伸びるので、体の柔軟性を高める効果や全身の緊張を解いてリラックスする効果も期待できます。
1.足を腰幅に開き立つ。足裏全体で床を押し、背筋を伸ばし呼吸を整える。
2.息を吐きながら上半身をゆっくり前に倒す。
3.指先や手の平を床に下ろし、息を吐きながらさらに前屈を深める。そのまま3呼吸分キープ。体が硬くもも裏が伸びない人は、膝を曲げて行ってもOK。
4.息を吸いながら腰からゆっくり起き上がる。
ポイント
頭が下になるポーズには、頭部への血流を促し脳や目の疲れ、頭痛をやわらげる効果が期待できます。長時間のパソコン作業で疲れを感じた時などに行うとよいでしょう。肩や首が力むと十分な効果が得られません。肩がすくんで首が詰まらないように、首の後ろを長く保つようにすることが大切です。体を2つ折りにすることが難しい場合は、途中まででもOK!できる範囲で前屈をしてください。
デスクでできる「後頭部ほぐし」
後頭部、首の付け根にある筋肉をほぐすだけの手軽にできるマッサージです。
後頭筋肉群は眼球の動きと深く関わっているため、眼精疲労はもちろん首こりや肩こりの予防や解消にも効果的です。指先で小さな円を描くように数か所に分けてほぐすだけ。簡単にできるのでぜひやってみてくださいね!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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