【旬を味わうレシピ】自然な甘味が腸にも優しい「さつまいもの卯の花」
芋栗がほっこりと甘い季節になってきました。焼きや蒸しでそのまま食べてももちろん美味しいのですが、甘味を活かしたシンプルな料理も秋らしいですね。今回はそんな中から、さつまいもを使った卯の花をご紹介いたします。さつまいもの自然な甘味とふっくらとしたおからが、腸にも優しい一品です。
さつまいもの卯の花
砂糖を使わず、さつまいもの自然な甘味を活かした卯の花です。
おからは豆乳のしぼりかすですが、食物繊維やたんぱく質が豊富で、是非とも食べておきたいヘルシーな食材。腸の働きを整え、美容と健康にとても役立ちます。
今回は重ね煮でさつまいものうま味を引き出し、炒めたおからとまぜ合わせて作る簡単レシピです。
【材料4人分】
・さつまいも(1cm幅カット)‥‥‥‥100g
・おから‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100g
・にんじん(千切り)‥‥‥‥‥‥‥‥ 30g
・油あげ(千切り)‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1/4枚
・干し椎茸(千切り)‥‥‥‥‥‥‥‥ 中2個
・干し椎茸の戻し汁‥‥‥‥‥ 200ml
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ひとつまみ
・ごま油‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
(調味料)
・しょうゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
・みりん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大さじ1
【作り方】
1. 干し椎茸を200ml以上のお湯で戻して、千切りにします。
2. 小鍋に1の千切りと戻し汁200mlを入れ、さつまいも→にんじん→油あげの順番に重ね、塩をひとつまみ振り火にかけます。
3. 沸騰したらフタをして、弱火で7〜8分ほど煮ます。さつまいもに串が入るくらいになったら、火を止め調味料を入れ混ぜます。
4. 煮ている間におからをごま油で炒め、パラパラになってきたら3を入れ、煮汁が無くなるまで優しく混ぜ炒めて出来上がり。
美味しいワンポイント
具は重ね煮で火が入っているので、特にさつまいもが崩れないように優しくヘラで混ぜ炒めましょう。
ホクホク系の紅東などが身質がしっかりしていて、調理しやすいですね。
市販のおからは砂糖が多く入っていて甘過ぎるものが多いのですが、この卯の花は、さつまいもの自然な甘みにほっこりとします。
お芋の美味しい時期に、是非お試しください。
AUTHOR
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
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