POSE & BODY
ヨガ動画|「ものを拾うとき前屈するのがツライ…」を解決する2つのポーズ
股関節や脚の筋肉が硬く、前屈の動きが苦手というあなた。ものを拾うときや階段を降りるときなど、知らず知らずのうちに不自然な動きをしていませんか? 体のバランスが悪いままだと、 所作が不格好なだけじゃなく、さまざまな不調を引き起こす原因にも……。原因と対策を、人気ヨガ講師・佐藤ゴウ先生に教えてもらいました。
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運動不足・デスクワークによる体の背面と脚裏のこわばり
首裏、背中、お尻、腿裏など体の背面の筋肉が硬くなると前屈の妨げに。メンテナンスしにくい体の後ろ側をしっかりほぐして、柔軟性の高い体を手に入れよう。
放置するとこんな不調を招きます
体の後ろ側の筋肉の硬直による脚のむくみ、猫背、腰痛、肩こり、不眠、血行不良
解消ワーク1:首・背骨・腸腰筋をゆるめるウサギのポーズ/こぶしを使った前屈
首筋から背中までをストレッチするウサギのポーズ。上半身の背面をしっかりゆるめることで、筋膜でつながる脚の裏側のこわばりを解消。股関節の深層筋である腸腰筋を、こぶしを使ってほぐす前屈と併せて行うと効果が倍増。
HOW TO
1.正座から膝の横に両手をおき、お尻を持ち上げて頭頂を床につける。安定感を高めるには、目をつぶらず目線はおへそを捉える。首筋から背中にかけて気持ちよく伸びている感覚を味わいながら5~10呼吸行う。
POINT
できる人はこの体勢で背中で組んだ手を天井に伸ばすと、背面のストレッチ効果がさらに深まる。
2.正座になりこぶしをつくって、肋骨の下、おへそから3cm外側の腸腰筋に添えて準備。こぶしを軽く押しあてたまま、息を吐きながら体を前に倒し、できる人は額を床につけて腹式呼吸を5~10回行う。お尻の筋肉が硬くて床まで頭がつかない人は、額をブロックにのせてもOK。
POINT
手が痛い場合は、手首の角度を変えて調節。前屈のときに余裕があれば、こぶしを動かして刺激を強めて。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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