「太もも、ひと回り細くしたい」【ゆるめる→鍛える】2ステップで美脚を叶える股関節ストレッチ

太ももが太くなる原因は？

太ももが太くなる理由はたくさんありますが、大きいのは姿勢不良が挙げられます。前ももがパンパンに張ったり、もも裏のたるみが気になるというお声をよく聞きますが、その原因の一つに反り腰姿勢の定着により股関節周辺の筋肉がうまく機能しなくなることが考えらえます。

ゆるめて鍛えて太ももほっそり！股関節の前と後ろの筋肉を目覚めさせよう

下の図は骨盤が前に傾いた反り腰の状態です。この姿勢は股関節の前側にある腸腰筋を縮めたまま同じ姿勢を長時間取ることで、筋肉が硬く緊張して前ももの張りに繋がっていきます。また反対側にあるもも裏（ハムストリング）の筋肉は伸びきって筋力が弱くなってしまうのでタルミが生じる原因にもなります。

今回は、まず硬くなった股関節の前側にある筋肉（腸腰筋）をゆるめ、弱くなった股関節後ろ側（ハムストリング）を鍛える2ステップを踏むことで、気になる太ももを一回り細くスッキリさせるためのストレッチとトレーニングをご紹介します。

【２ステップで叶える】太ももを一回り細くするための股関節ストレッチ＆トレーニング

ステップ①前ももの筋肉をゆるめよう

四つばいから右足を手と手の間にセットし、後ろ足は脚の付け根が気持ちよく伸びるところまで脚を後ろに引く。
息を吸いながら胸を引き上げ、吐きながらお尻のしっぽを床に向けるようにしながら前ももの伸びを感じてみましょう。片脚5呼吸ずつキープで両脚行います。

さらにレベルアップにチャレンジしたい方は、後ろの膝を曲げて右手で脚の甲を外側からキャッチ。身体を前脚側にツイストしながらさらに硬くなりやすい前ももにアプローチ。片脚5呼吸ずつキープで両脚行います。

ステップ②弱くなっている裏ももを鍛えよう

仰向けにになり、膝をたて足の幅は拳一つ分空けたポジションからスタート。膝の間にクッションをはさみ、息を吐きながら腰をやさしく丸めてお腹ともも裏に力が入るの感じてみましょう。

お腹ともも裏の感覚が抜けないように意識しながら、息を吐きながらお尻を持ち上げます。
お尻を上げた時は軽く太ももを外側に回すようにすることを意識して。息を吸いながら軽くお尻を下げ、吐きながら再度お尻を持ち上げもも裏とお腹に効く感覚を掴んでいきましょう。
20～30回を目安に行います。

動画で一緒に動いてみましょう