【脚が太くなる4つの原因】改善すべきは1つだけ? 楽なのに美脚効果抜群の「脚ストレッチ」
これから薄着の季節がやってきます。みなさんは、脚のラインに自信がありますか?脚が太くなるのは様々な原因があります。改善するにはどうしたら良いのでしょうか?
脚が太くなる原因
【1】むくみ
仕事などで、1日座りっぱなし、立ちっぱなしの人はむくみやすくなります。同じ姿勢を続けることにより、血液とリンパの流れが滞ってしまうのです。血液を心臓から全身に送り出すポンプの役割をするのは心臓ですが、下半身は心臓から遠く、重力も影響するためリンパの流れが滞りやすくなります。加えて脚の筋力が低下していると、リンパや老廃物を押し出す力が弱く、むくみやすい体質になってしまいます。
【2】脂肪
脚のラインにメリハリがない、膝の上にお肉がのっている、という方は脂肪太りかもしれません。脂肪太りになる原因は、食べ過ぎと運動不足です。摂取カロリーが消費カロリーよりも多く、体内で消費されないエネルギーがたまると、脂肪がつきやすくなります。
【3】筋力不足・一部の筋肉の発達
脚の筋力の低下はリンパや老廃物を押し出す力が弱くなり、むくみやすくなります。また、筋肉量が少ないと基礎代謝量も上がらず、太りやすい体質になります。過去や現在、スポーツをしていたり、ハイヒールを日常的に履いている方は、一部の筋肉を酷使することで、太ももやふくらはぎが肥大してしまうことがあります。
【4】骨盤のゆがみ
姿勢が悪く骨盤がゆがむと、筋肉のつき方のバランスが悪くなる原因になります。悪い姿勢を長く続けていると骨盤が歪み、太ももの前側や外側など、その部分に筋肉がついて肥大化し、バランスの悪い形の脚になってしまいます。
脚の部位別 太くなる原因
●太ももが太い
長時間の座り姿勢は、骨盤の歪みに繋がったり、姿勢が悪くなりがちです。脚のつけ根には【鼠径リンパ節】があり、座り姿勢が長いと圧迫され、水分や老廃物の排出がうまくいかなくなります。重力の関係からも下半身にたまりやすくなり、太もも全体がむくんで太く見えてしまいます。
●ふくらはぎが太い
水分や老廃物は、下半身にたまりやすいため、太ももと同様にむくみやすくなります。またふくらはぎには「ヒラメ筋」があり、特にヒールのある靴をはく方は、ふくらはぎに負荷がかり、筋肉が発達しやすくなります。
●足首が太い
歩く、足首を回すなどの習慣が少なかったり、足に合わない靴を履いていると足首の可動域が制限されることで、リンパの流れが滞り、むくみの原因になります。また、可動域が狭いことで筋肉もしっかり使われなくなり、筋力も低下してしまいます。
むくみを改善するケア&ヨガ
共通して改善していきたいのがむくみの改善です。早速行ってみましょう。
①リンパの流れを促すマッサージ
・両足を前に伸ばして座り、脚の付け根から足先に向けてさする。上半身もリラックスしながら行う。前側、内側、外側まんべんなく行う。
・両膝を立てて脚の甲をさする。
②股関節のストレッチ
・両脚を前に伸ばして座り、片方の脚のひざを曲げる。両手で下からすくい上げるように持ち上げ、左右に大きく揺らす。
10回を目安に行い、平泳ぎをするように股関節を回す。3回ずつ目安に内回し、外回し行う。
③腿裏・膝裏のストレッチ
・次にその足を持って膝を伸ばし、脚にもたれかかるように背中を丸める。目線はおへそを覗き込み、深い呼吸で30秒目安にキープする。
・反対の足のかかとを蹴り出し、お尻で床を押して背骨を伸ばす。胸を開き、目線は斜め上。深い呼吸で30秒目安にキープする。
・持ち上げた足を下ろして膝を外側に開いて曲げ、足裏をもう一方の脚の内ももにつける。息を吐きながら上体を前に倒す。伸ばしている足の掴めるところを両手で掴み、深い呼吸で30秒目安にキープする。
②からの流れを、反対の脚も行う。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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