【ぷりっと桃尻】ゴロゴロ寝ながら中臀筋にしっかり効かせる!すぐに成果が出るお尻トレーニング
人の視線にかなり入ってくるお尻の形。現代の生活様式ではお尻の筋肉は使いにくく、放っておくとあっという間に衰えてしまいます。でも大丈夫です。お尻は変化が出やすいため、ゴロゴロ寝ながら憧れの桃尻を手に入れませんか?
お尻の筋肉が衰えやすい理由
①運動不足
お尻の筋肉は股関節の動きに大きく関わります。座りっぱなしの時間が長い、立ちっぱなしの時間が長いなど、股関節を大きく動かす機会が少ない現代の生活様式ではお尻の筋肉は使われにくく、使わないと筋肉は衰えていきます。
②不良姿勢
悪い姿勢もお尻の筋肉の弱化を招きます。例えば、反り腰の人は腰が大きく反ることでお尻がぷりっと発達して見えますが、実際には不良姿勢によりお尻がうまく使えずにお尻の筋肉が弱まっているのです。
③加齢
年齢とともに筋肉量は減少します。お尻の筋肉も例外ではなく、筋肉が減少することで丸みがなくなり、脂肪も一緒に下に向かい垂れ尻を招いてしまいます。
では、衰えやすいお尻の筋肉を鍛えて桃尻を作るには、お尻のどこを刺激すれば良いのか見ていきましょう。
中臀筋とは
中臀筋は骨盤の後ろ側上部から太ももの骨につく三角形の筋肉です。大部分が大臀筋に覆われていますが、中臀筋は厚みもあり頑丈な筋膜も持ちあわせています。主に脚を横に開く股関節外転の働きをして、股関節を内に回旋させたり外に回旋させる作用もあります。日常では、歩く時や立っている時に骨盤を安定させる大切な役割を担っています。
中臀筋を鍛えるメリット
中臀筋はお尻の形を整えるために重要な筋肉です。中臀筋を鍛えることでお尻の上部が引き上げられヒップラインが綺麗になります。憧れの綺麗な丸みを帯びた桃尻を作るには、中臀筋のトレーニングは欠かせません。
また、中臀筋を鍛えることで、もっと長くて使いやすい外ももの筋肉が過剰に働く必要がなくなります。普段股関節を動かす時に動きの起点をお尻にもってくることで太ももの過剰な負担が減るため、脚もほっそりしてきますよ。
中殿筋は骨盤を安定させるため、姿勢の歪みを改善する効果も期待できます。
桃尻をつくる中臀筋トレのやり方
1)横向きになり、下の手を頭の下に敷き。上の手は身体の前につく。下の膝を軽く曲げて上の脚を骨盤の高さに上げたら、脚を少し後方に引く。
2)後方に引いた位置から上の脚を上げて3カウントキープし、元に戻る。この動作をお尻の横側が疲れてくるまで繰り返す。
3)反対側も同様に行う。
●ポイント
脚を上げる時は、骨盤がぐらつかない高さまでにします。安定して動かせる可動域で行うことで中臀筋に効いてきます。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く