【身体のリズムに合わせて行えば効果絶大!】朝ヨガと夜ヨガ、その違いとおすすめのポーズ
ヨガはどの時間帯にやるのが効果的なの?という質問をよくいただきます。基本的にはどの時間帯でもOKですが、目的に応じて時間帯を選べるとよりヨガの効果がアップします。ヨガを取り入れやすい朝と夜の時間帯での効果の違いについてご紹介します。
ヨガをする時間帯に決まりはあるの?
ヨガを生活に取り入れるのに決まった時間帯はありません。ライフスタイルに合わせて無理なく取り入れられるのがベスト。ですが、1日の中で私達の身体や心は変化しています。朝は交感神経が優位になるので活動を始めるための準備としてのヨガ、夜は副交感神経が優位になるので疲れやストレスを癒やすリラックスとしてのヨガといったように、目的別に取り入れることでより高い効果を発揮します。
逆に、体調が悪いときや食後の満腹状態でのヨガは避け、自分に合った時間帯でヨガを取り入れてみましょう。
『朝ヨガ』の効果
シャキッと目覚めたいときに◎
心身ともに刺激を与えてくれるのが朝ヨガの良いところ。
朝食前の空腹時にヨガ時間を設けることで排泄機能が活性化され、全身の血流も良くなり代謝が上がります。便秘解消やダイエット効果も高まり1日を気持ちよくスタートさせることができます。
窓を開けて新鮮な空気をたっぷり身体に入れながら、太陽に向かって動くとより細胞が活き活きします。
朝ヨガにおすすめのヨガポーズ
『体側(大腸)を伸ばすポーズ』
1. 四つん這いになり、片手の小指を下に向けた状態で手を前につく
2. 息を吐きながら上体を床に近づけて、顔を伸ばしている腕と反対側に向けこめかみを床につける
3. 脇の下、脇腹が気持ちよく伸びる場所で5呼吸キープ(反対側も行う)
午前中は排泄の時間と呼ばれており、大腸を伸ばすヨガポーズを取り入れることで腸の動きが活発に。朝起きたてに1杯のお水を飲んでから取り組むとより排泄機能が活性化します。
特に左側は大腸の出口ですので、深い呼吸と一緒にリラックスしてポーズキープしてみましょう。
『夜ヨガ』の効果
快眠にむけて心身のリラックスを。
夜は副交感神経が優位になり、心身が休息の時間に入ります。1日の身体の疲れやストレスを解消し、筋肉や関節をほぐすゆったりとしたヨガポーズがおすすめです。
力を入れるのではなく、なるべく力を抜けるよう吐く息に意識を向けて。1つのポーズを少し長めにキープしながらじんわりと自重で身体を緩めていくのがおすすめです。
全身の血流が良くなると身体も温まって睡眠の質も上がります。
夜ヨガにおすすめのヨガポーズ
『真珠貝のポーズ』
1. 足裏を合わせて合せきのポーズを作る
2. 恥骨からかかとを遠ざけて大きいひし形を作り、両手を足の下から通し手のひらを床につける(可能であれば、手のひらを足の甲に添える)
3. 息を吸って腰から背筋を伸ばす
4. 息を吐きながら背中を丸めて前屈。おでこをかかとに近づける
深く呼吸を繰り返しながら1〜2分ほどキープ
呼吸に合わせながら少しずつ上半身の力を抜くことで下半身に上半身の重みが加わり、外ももやお尻の筋肉がじんわり伸びます。骨盤まわり全体の筋肉を緩めて、下半身に溜まった疲れや老廃物、水分を排出しましょう。
AUTHOR
manami
2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー
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