【おすすめ朝ヨガ】1日をハッピーにすごすための「巡りのよいカラダ」を作る3分朝ストレッチ
身体の内側の循環が整っていると、代謝が上がり太りにくくなったり、肌の調子がよくなったりと嬉しいことばかり。むくみや冷えも感じにくくなり、なんとなく抱えていた不調も軽減。呼吸がしやすくなったり心がスーッと軽くなったりといった効果を感じる人もいます。そんな「巡りのよいカラダ」を手に入れるためにおすすめの、朝ヨガストレッチをご紹介します。
「巡りのよいカラダ」ってどんな状態?
ここでいう「巡りのよいカラダ」とは、血液やリンパ液など身体の中を流れる体液が滞りなくスムーズに循環している身体のこと。
血液は体内に酸素や栄養素を運ぶ役割があるほか、細菌や異物から守ったり、血圧や体温の調整をしたりします。リンパ液は体内の余分な水分や老廃物を回収し、リンパ節でろ過されて体外に排出されます。また、ウイルスに抵抗するなど身体を正常な状態に保つ大切な役割もあります。
血液やリンパ液といった全身を流れる体液の循環が悪くなると、体温調節がうまくできず手足が冷えたり、むくんだり、体調を崩したりしやすくなるので、注意が必要です。
「巡りのよいカラダ」に整えるためにすべきこと
全身の循環をよくするには身体を動かすことが最適。運動をして筋肉を動かすとエネルギー消費も上がり、代謝がアップします。適度に筋肉を鍛えると若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンが分泌され、肌や髪の毛がキレイになったり、老廃物の排出がスムーズになりむくみが解消されるなど、体型への好影響も表れます。効率よく筋肉を動かすためのセルフケアを3つご紹介します。
関節をスムーズに動かせるようになる「ストレッチ」
筋肉の柔軟性を高めるのはもちろん、関節の動きをスムーズにしてくれるのがストレッチ。関節が硬くなったり柔軟性が低下すると、筋肉の動きも悪くなり身体のゆがみや血行不良の原因にもなります。柔軟性を高めて滞りのない身体を目指しましょう。
美姿勢になれる「筋トレ」
筋肉は静脈やリンパ液の循環を助ける筋ポンプの役割もあり、血行促進や丈夫な身体づくりに欠かせません。筋肉を鍛えると姿勢がよくなり内臓もしっかり支えられるため、冷えやコリ、むくみ、骨盤のゆがみを改善する効果が期待できます。
デトックス作用のある「セルフマッサージ」
老廃物をろ過し排出するにはリンパ節が重要な存在。リンパ節はいわば体内の不要なもののゴミ箱のようなもの。ここがパンパンに詰まっていると老廃物の排出が滞る原因になります。お風呂上がりに保湿しながら鎖骨や脇の下、鼠径部や膝裏などをさすって温めるとよいでしょう。
1日を快適にスタートする「朝ヨガストレッチ」
今回は朝すると一日巡りのよいカラダでいられるヨガストレッチをご紹介します。お腹まわりをねじったり下半身をストレッチするだけの簡単な内容なうえ、朝起きて3分ほどでできるのでぜひお試しください。
股関節ストレッチ
- 四つ這いの姿勢から左足を左手の外側におき、右脚を後ろに伸ばす。
- 両手で床を押し胸と目線を前に向ける。
- 後ろの膝を床から持ち上げる。お尻は落としたまま股関節の広がりを感じる。5呼吸キープ。
ランジツイスト
- 右手で床を押し、左手を天井に向けてまっすぐ伸ばす。
- お腹や胸、背骨まわりのツイストを感じながら5呼吸キープ。
もも裏ストレッチ
- 左手を左足の外側に戻し、両手の指先を床につける。
- お尻を持ち上げ、後ろに引いた右足はかかとを床につける。前脚を少しずつ伸ばし、つま先を上げる。
- 息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながらお腹と太ももを近づけるように前屈する。5呼吸キープ。
三日月のポーズ
- お尻を落とし、右膝を床につける。
- 前足はかかとの真上に膝がくるように調整し安定させる。
- 息を吸いながら両手を持ち上げ、吐きながら肩甲骨を下げ、胸の中心を引き上げる。
- 股関節の広がりを感じながら5呼吸キープ。左右を入れ替えて反対側もおこなう。
AUTHOR
早田凪沙
神奈川・都内ヨガインストラクターとして活動。女性の健康に寄り添うことをテーマに、婦人科系のお悩みや冷えの改善を目的とした『温活ヨガ』をベースにレッスンをお伝えしている。自身が発症した子宮内膜症について、より多くの人に知ってほしいと思い、ウィメンズヘルスライターとしての活動も始めた。
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