【知ってた?悪い猫背と良い猫背】薄いお腹も夢じゃない!インナーマッスルを鍛える「良い猫背エクサ」
猫背=悪い姿勢と思っていませんか?確かに悪い猫背になっているとお腹のたるみや体の歪みを引き起こしてしまいますが、ポイントを押さえた良い猫背を行えば、ぺたんこのお腹も夢ではありません!今回は悪い猫背と良い猫背の違いと良い猫背エクササイズをご紹介します。
猫背=悪い姿勢?
一般的に猫背は悪い姿勢とネガティブな印象が強いかと思います。では、なぜ猫背=悪い姿勢というイメージなのでしょうか?
猫背になると骨盤や背骨に歪みが引き起こされます。それにより、お腹のたるみ・内臓下垂・尿もれ・腰痛・肩こり・ストレートネックなど、様々な症状の原因になる可能性があります。
このように、体に様々な影響を及ぼす猫背ですが、ある1つのポイントに気をつけて行うことで悪い猫背がお腹が内側から引き締まる良い猫背に変身します。
悪い猫背と良い猫背の違いとポイント
悪い猫背と良い猫背の違いは、ずばりお腹の引き上げです。
×悪い猫背
お腹がつぶれている/体全体が床の方へ沈んでしまい、内臓が押し潰されている
◎良い猫背
お腹が引き上がっている/背中の上側が天井の方へ近付き、内臓のスペースが保たれている
見た目では大きな変化が感じ取りにくいかもしれませんが、悪い猫背と良い猫背では感覚も体への効果もまったく異なります。良い猫背を行うことで腹部のインナーマッスルが働きお腹が引き締まる・内臓の機能回復・腰痛や肩こり改善などの効果が期待できます。ぜひ良い猫背を取り入れて快適な体を目指していきましょう。
目指すはぺたんこのお腹!良い猫背エクササイズ
それでは実際に良い猫背を行ってみましょう。手でお腹や背中に触れ、下腹がすくい上げられるような内側からのお腹の引き上げを体感してみてください。
<やり方>
1)背筋を伸ばして座る。あぐらや正座の他、イスに座ってもOK
2)片手で下腹、反対の手で上背部(肩甲骨の間あたり)に触れる
3)息を吐きながら背中を丸める。下腹をスプーンですくい上げるように引き上げ、上背部を天井方向に押し上げるのがポイントです
4)息を吐きながらまっすぐな背中に戻る
5)3)と4)の動きを5回繰り返す。下腹が内側から引き締まる様子を観察しましょう
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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