きつい腹筋運動は嫌だけど「ぺたんこ腹」になりたい人へ|空っぽのペットボトルでできるお腹引き締め術
コートいらずの季節になると、隠していたぽっこり下腹が目立って気になる…。でも、きつい腹筋は嫌い!そんな方にイチオシな方法をご紹介します。3つのポイントをおさえれば、お腹が内側から引き締まってきますよ。さっそく空っぽのペットボトルを持って、レッツトライ!
ぺたんこ下腹になるのに、きつい腹筋はいらない?
春になり、少しずつ服装も身軽になってきました。困ったことに、ぽっこり下腹が目立つ季節でもあります。「下腹をへこます為に1日100回腹筋だ~!」と意気込んでみても、きつくて結局続かなかった…という経験、ありませんか?でもご安心を!実はぺたんこ下腹になる為に、きつい腹筋は必要ありません。
ハードな腹筋を弾みをつけながら行う時、主に鍛えられるのは、腹直筋と呼ばれるお腹のシックスパックの部分。腹直筋は腹部のアウターマッスルで、ボディビルダーのような腹筋を目指す方にはお勧めのトレーニング方法です。けれど内側から引き締まった薄いお腹になる為には、お腹のインナーマッスルである腹横筋、そして腹斜筋をメインに働かせていくことが必要になります。
インナーマッスルを働かせる3つのポイント
それではさっそくペットボトルを準備して…と、その前に!今回のエクササイズで大切な3つのポイントをチェックしていきましょう。
1.背筋を伸ばす
腹部のインナーマッスルは、よい姿勢を保持する時に自然と働いてくれます。猫背や巻き肩、または反り腰にならないように気を付けて、背筋を伸ばして行ってください。
2.ゆっくり呼吸をする
急いで行うと、先にアウターマッスルにスイッチが入りやすくなります。また腹部のインナーマッスルである腹横筋は横隔膜の動きと連動性があるので、ゆっくりと深い腹式呼吸をしながら取り組むと効果的です。
3.お腹の内側に意識を向ける
インナーマッスルは体の深い部分にある為、その働きをなかなか感じ取りにくいです。内側から引き締まっていくような感覚があるかどうか、常にお腹のインナーマッスルに意識を向けながら行いましょう。
空っぽのペットボトルを持つだけでお腹が引き締まる方法
準備する物は、空のペットボトル1本。ペットボトルがない場合、同じ幅くらいのクッションやトレーニングボール、ヨガブロックなどでも代用可能です。先ほどお伝えした3つのポイントを思い出しながら行っていきましょう。
やり方
1. 足を腰幅程度に広げて立つ。ペットボトルは横向きにして、手のひらで挟んで持つ
2. 息を吐く時、脇と内腿を軽く引き締め、手のひらでペットボトルを軽く押す
ポイント:最初から手のひらでペットボトルを押そうとするのではなく、ゆっくり息を吐きながら、まず脇と内腿を引き締め、最後に手のひらでペットボトルを軽く押していきます。
3. 息を吸う時、力をゆるめる
4. 2と3を繰り返す
NG:脇と内腿が開く→ペットボトルが体から遠ざかる
OK:脇と内腿が引き締まる→ペットボトルはお腹の近く
これで薄着の季節も怖くない!
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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