【毎朝1分で燃焼スイッチオン!】ぽっこりお腹やむくみを解消、エクサ同様の効果がある「火の呼吸法」

 【毎朝1分で燃焼スイッチオン!】ぽっこりお腹やむくみを解消、エクサ同様の効果がある「火の呼吸法」
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manami
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2023-02-03

ぽっこりお腹や冷えむくみ、なぜだかやる気が出ないなど、寒い冬のお悩みってたくさんありますよね。特別なトレーニングをしなくても、呼吸法を変えるだけでそれらのお悩み解決に繋がります。たくさんあるヨガの呼吸法のなかでもエクササイズ要素のある火の呼吸法『カパラバティ』についてご紹介します。

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特別なことをするより、まずは呼吸を意識しよう

呼吸法
photo by manami nishita

ヨガが他の運動やストレッチと大きく違うのは、呼吸と動作を連動させるということです。ヨガでは、息を吸うとき吐くときどちらの呼吸も基本は鼻で行います。そして息を吸うときよりも吐くときを特に意識します。
呼吸は「こころ」と「からだ」両方へ作用し、心身のバランスを調整する上でもとても効果的で一番身近にあるツールです。呼吸をコントロールする方法『プラーナヤーマ(呼吸法)』を行うと、やる気や集中力が増して意識が拡張したり、からだの気(血液やリンパ)が流れやすくなったり、心身ともにリラックス効果が期待できるのです。

呼吸が心身に与える効果

・体幹が鍛えられ姿勢がよくなる
・血液・リンパ液の流れがよくなり身体が冷えにくくなる
・自律神経・ホルモン分泌・免疫の働きが整う
・ストレス軽減
・代謝が上がり脂肪が燃えやすくなる
・消化機能・内蔵の働きが正常になる
・便秘解消 etc...

この他にも、呼吸を意識することで心や身体にさまざまなうれしい効果が期待できます。

火の呼吸法『カパラバティ』

ピッタ  
photo AC

ヨガの呼吸法にはたくさんの種類がありますが、その中でも特にお腹周りのトレーニングにも繋がる呼吸法が”火の呼吸法”と呼ばれる『カパラバティ』です。
”フッ!フッ!フッ!フッ!”とお腹を凹ませながらポンプ作用のように強く息を吐くカパラバティ呼吸は、テンポよく腹圧を使うので腹筋や横隔膜を鍛えるトレーニング効果が期待できると同時に、内蔵全体の血行を良くして身体の熱を生み、冷えやむくみ改善にも繋がります。

サンスクリット語でカパラとは「頭蓋骨」、バティとは「輝き」を意味します。強く息を吐くことによって脳の換気をしながら気持ちもスッキリ目覚めさせてくれる呼吸法です。
毎朝1分のカパラバティ呼吸で、シャッキっと朝のスイッチをいれて気持ちの良い1日のスタートを習慣にしましょう。

『カパラバティ』やり方

あぐらで座り、背筋を伸ばします

②鼻から息を吸ってお腹を膨らませます

③おへそを背骨に打ち付けるように”フッ!フッ!”とテンポよく腹圧をかけながら息を吐きます

④20回×3セットほど繰り返します

⑤最後の20回目は深く長ーく息を吐ききります(身体の中の空気をすべて絞り出すように)

⑥吐ききった分新鮮な空気をたっぷりと吸い込んで、徐々に自然な呼吸へと戻していきます

※お腹への意識が向けにくい場合は、両手をお腹に当てて吐く息でお腹が凹んでいるのを確認しながらやってみましょう。

 

 

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manami

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2012年より某大手ホットヨガスタジオにて約10万人に向けレッスンを行う。店長として新店舗立ち上げに多く携わりながら、トップインストラクター、インストラクター育成トレーナーを兼任。店舗運営や人材育成を行うスーパーバイザーとして関西十数店舗を担当し独立。オーストラリア、フランスに渡りサスティナブルな生活を学ぶ。帰国後、京都を拠点に非公開寺院でのお寺ヨガ開催や、ウェルネスホテルでのヨガクラス、オーガニックブランドとのタイアップイベントなど、ヘルシーなライフスタイルの提案を行っている。RYT200・500指導者養成講座トレーナーとして全国各地でリトリート開催、オンラインや対面講座を行う。ライター、イラストレーター、プランナーとしても活動中。 マタニティヨガTTC/ムドラーヨガTTC /骨盤底筋TRヨガTTC /美骨盤ヨガTR /シニア&チェアヨガTR /タイ古式マッサージセラピスト(タイ政府認定)/ナチュラルビューティースタイリスト/サウナスパ健康アドバイザー



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