【くびれがないのは呼吸のせい?!】激しい運動なし!寸胴・ぽっこりお腹撃退「魔法の呼吸エクサ」


お腹まわりをすっきりさせたい! でもつらい運動はしたくない…。そんな人でもトライできる呼吸エクササイズをご紹介しますす。呼吸エクササイズがもたらすさまざまな効果と正しい方法を学んでください。
自然のコルセット「腹横筋」に注目

お腹まわりの筋肉は一つではなく、上のイラストのように浅層、中間層、深層と層になっており、形も大きさもさまざまです。複数ある筋肉の中で一番深部にあるのが腹横筋。肋骨と骨盤の間の骨のない部分をカバーするようにあり、内臓をしっかりと支えています。この支える力が弱まってしまうと内蔵は下がりやすくなり、これがぽっこりお腹の原因のひとつになっているのです。
腹横筋にはさらにもうひとつの重要な役割があります。それは腹圧を高め、腰の骨である腰椎を支えていること。腹横筋は体幹部を完全に一周はしていていないのですが、着物の帯を絞めているのととても近いイメージでもあり、自然のコルセットとも言われています。
腹横筋が弱くなると

以下のようなことが気になる場合は腹横筋が弱くなっているかもしれません。
□お腹のぽっこりが気になる、くびれがない。
□すぐに座りたくなる。
□よく足を組む。
□腰痛が気になる。
□呼吸が浅い。
□便秘がちである。
□歩く速度が遅くなった気がする。
当てはまる項目が多かった人は、腹横筋を活性化するエクササイズにチャレンジしてみませんか? 運動が苦手でも時間がなくてもできる簡単なものなので、ぜひ継続することをおすすめします。
脳をリラックスさせる「呼吸エクササイズ」
マルチタスクを求められることが多い現代。私たちの脳はいつも大量の情報の同時処理に追われていると言えるのではないでしょうか? 脳が疲労していると、集中力や注意力が落ちるだけでなく、自律神経のバランスが乱れやすくなり、眠りが浅くなったり、免疫力が低下したりと健康状態にも支障が出る場合があります。
ご紹介する呼吸エクササイズは、意識を一箇所に集中させることにより、いわゆる目の前のことに集中するマインドフルネスな状態をつくり、脳を休ませることができます。

お腹まわりすっきり「呼吸エクササイズ」
①膝を閉じて椅子に座り、背もたれには寄りかからずに背筋を伸ばします。両手を胸の前で組み、ひとさし指を立てます。

②目線をひとさし指へ向け、4秒かけて鼻から深く息を吸います。

③両腕を上へ伸ばしながら8秒かけて口から息を吐き切ります。この時、両膝を軽く押し合うのがポイント。

④4秒かけて鼻から深く息を吸いながら、膝を緩めつつ②のポーズに戻ります。
⑤ ③と④を5セット繰り返します。慣れてきたら10セットまで増やしてみましょう。息苦しく感じる場合は無理せずに1セット〜2セットでもOK! 少しづつ慣れていきましょう。
※ポイントは目線と、息を吐く時にお腹が薄くなるイメージで行うことです。

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