【呼吸が変わるストレッチ】肋骨の硬さが呼吸を浅くしている?深い呼吸にいざなう「肋間筋ストレッチ」

 【呼吸が変わるストレッチ】肋骨の硬さが呼吸を浅くしている?深い呼吸にいざなう「肋間筋ストレッチ」
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なんだか呼吸が浅くて息がつまる……と感じている方へ。特に硬くなりやすい背中や脇の下あたりの肋骨を動きやすくすると、呼吸を深めることができますよ。気持が良くて効果の高い「肋間筋ストレッチ」をご紹介します!

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呼吸が浅くなる原因は?

呼吸は、横隔膜と肋骨が協調して行われます。息を吸うときに、横隔膜は収縮して下にさがり肋骨は前後左右に広がります。この動きにより、胸腔と呼ばれる肺の入れものが引き伸ばされ、中の圧力が下がり、空気が取り込まれます。
反対に息を吐くときには横隔膜はドーム状に持ち上がり、肋骨は内側に閉じます。この動きにより、体内の空気が吐き出される仕組みになっています。
横隔膜と肋骨の働きのどちらか一方でも欠けていると、適切に呼吸することが難しくなり、呼吸が浅くなるのです。

今回は肋骨の動きに焦点を当て、肋骨の動きを正しく調整する「肋間筋ストレッチ」をご紹介します。

呼吸
イラストAC

呼吸を深くするには肋間筋をほぐそう

肋骨の動きのカギを握っているのが、肋骨の間にある「肋間筋」です。
猫背や反り腰などの悪姿勢が続くと、特に背中側や、脇下など上の方の肋間筋の動きが悪くなります。この部分の肋間筋をストレッチすることで、肋骨の動きが良くなり、呼吸がしやすくなる効果があります。

肋間筋
イラストAC

肋間筋ストレッチのやり方

  1. 仰向けに寝て、肘を肩の横にセットし、手のひらは向い合わせにする。顔は天井を向けたままで、右脚を上にして膝を深くクロスしておく。
  2. みぞおちから身体をひねり、クロスした膝を左に倒す。その体勢で呼吸を繰り返す。息を吸う時に、右側の背中に空気を入れ肋骨を開いていく。息を吐くときにはひねりを少しずつ深めていくのがポイント。反対側も行う。
  3. 仰向けから両手両脚を伸ばす。右手で左手の手首をつかみ、左足首は右足首に乗せる。三日月のように体を軽く曲げて、左手と左脚で引っ張り合いをした姿勢をつくる。
  4. この姿勢のまま呼吸を繰り返す。息を吸うときには左の脇腹に空気を入れるようにし、吐くときには左手脚を更に遠くに引っ張るようにする。反対側も行う。

詳しい動きはこちらの動画をご確認ください

ストレッチをした後に呼吸をしてみて、いつもよりも背中側に空気が深く入る感覚があればOKです!肋骨の動きが良くなることで、肋骨が締まり、くびれもできやすくなりますよ。
ぜひ日常に取り入れてみてください!

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齋藤美紀子

齋藤美紀子

航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。



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