肺だけでは呼吸ができない?【グーとチョキ】でさするだけ!呼吸が深くなる肋間筋ほぐし
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皆さんは日常生活の中で意識的に深呼吸などを行いますか?忙しかったり、疲れていると知らず知らずのうちに体は緊張し呼吸が浅くなっていることがあります。自分では深く呼吸をしているつもりでも、肩を使って呼吸をしていたりしているかもしれません。そうすると気づくと首肩に緊張が入り、悪循環を生んでしまいます。今回はラクに深い呼吸ができるように、呼吸筋に注目!肋間筋のほぐしをご紹介します。
肺だけでは呼吸ができない
個人差がありますが、私たちは1分間に12~20回、1日に約2.5万回もの呼吸をしているのだそうです。無意識に行っている呼吸が浅くなることで、
・眠りが浅くなる
・集中力が続かない
・イライラする
・肩こりを感じる、など様々な不調を引き起こします。
呼吸を深く行うために知っておいていただきたいことがあります。まず、〈肺で呼吸する〉というイメージがある方も多いと思いますが実は、肺だけでは呼吸することが出来ないということです。
呼吸筋という筋肉がある!
呼吸をする際に多大なサポートをしてくれるのが、肺の周りにある呼吸筋と呼ばれるものです。代表的なもので肋間筋や横隔膜が挙げられます。
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この呼吸筋が働くことで肺は膨らんだり縮んだりすることができ、初めて「呼吸」となります。つまり呼吸の浅さや、しづらさは周りの筋肉の影響をとても受けているのです。
「呼吸が浅いな」と感じる方はこの呼吸筋のコリが原因の可能性がありますので、ほぐしてみると良いでしょう。今回は肋間筋について説明したいと思います。
肋間筋とは
私たちは深呼吸のように意識的に呼吸をした際、肋骨が動きます。ただ広がっているように感じますが、実は肋骨と肋骨を繋いでいる肋間筋という筋肉が肋骨を動かしているのです。先ほど紹介した通り肋間筋は呼吸をサポートする呼吸筋であり、息を吸い肋骨を広げる時に働く外肋間筋と、息を吐き肋骨を閉める際に働く内肋間筋があります。
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大きな筋肉ではありませんが、他の筋肉と同様、過度な負荷がかかったり、使わなければコリ固まってしまいます。つまり肋間筋をほぐして肋骨の動きを良くしてあげれば、呼吸が格段にしやすくなるのです。ぐるっと肺を覆う鳥籠のような形をしている肋骨。今回は特に広がりの大きいみぞおちより下をほぐしていきましょう!
肋間筋ほぐしをやってみよう
準備・・・どのような体勢でも構いません(立ち・あぐら・椅子に座る)が骨盤を立てた状態でスタートです。
〈前面〉指でピースサイン(チョキ)を作り、人差し指と中指を肋骨と肋骨の間に当てさすります。みぞおち横から、場所をずらし肋骨の一番下まで30秒ほど行います。
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〈背面〉拳(グー)を握り手の指の付け根を背中に当てて優しくさすります。みぞおち後ろのライン(下着のホックがくる部分付近)から場所をずらしながら30秒ほど行います。骨と骨の間が意識できればより効果的です!
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最後はゆっくり呼吸をしてみましょう。少し呼吸がしやすくなったと感じられたら肋間筋がほぐれた証拠です。たっぷり呼吸ができ、肋骨が動くようになると呼吸で肋骨が締まり、くびれたお腹にもなっていきます!ぜひ隙間時間に、「体の前面背面を優しくさすって呼吸する」グーとチョキの肋間筋ほぐしを取り入れてください!
動画で確認してみる
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