【きのこ】たったひと手間加えるだけ!栄養価がぐーんとアップ「きのこの栄養価を高める2つの方法」

 【きのこ】たったひと手間加えるだけ!栄養価がぐーんとアップ「きのこの栄養価を高める2つの方法」
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きのこを何もしないでそのまま食べるなんてもったいない…たった2つの事で、栄養価が簡単に増える方法をご存じですか?

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①買ってきたら天日干し

袋から出しバラして2~3日程、天日干しをして『日光に当てる』事で、ビタミンDがアップします。ビタミンDは、必要な免疫機能を活性化したり、カルシウムの吸収を高めたり、抗菌ペプチドというお肌のバリア機能を保つ補助として働き、美肌作りのサポートもしてくれます。

きのこ天日干し
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天日干しがめんどくさい…時間がない…時は、袋ごと30分程度でも良いので日光に当てましょう。バラして完全に乾燥させる方が栄養価も高くなりますが、30分日光に当てるだけでも違いが出ます。外で天日干しが出来ない場合は、室内でも日光が当たるようにする事が大切です。

しめじ
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②冷凍する

天日干し後、そのまま冷凍保存します。冷凍保存をすることで、きのこの細胞が壊れアミノ酸がアップし、旨味が増えるだけでなく美容効果も高まります。

増加するアミノ酸の一つにアスパラギン酸があり、お肌のターンオーバーを促進し保湿する効果があります。冷凍する事で約3倍に増えると言われています。ふっくらもちっとした素肌や、年々衰えるターンオーバーを促進し、シミ予防など美肌へと導いてくれます。冷凍するだけで1/3の量で、同等の栄養価が採れるなんてすごいですよね。

【まとめ】

たった2つのステップで得られる効果

①カルシウムの吸収を高め、肌バリアを助けるビタミンDがアップ
②お肌のターンオーバーを促進し、保湿効果がアップ
③旨味がアップ

の一石三鳥!が叶います。

気を付けるべき注意点

・きのこは水洗いせず天日干し
解凍せず、そのまま鍋やフライパンへ(解凍すると旨味も栄養素も流れ出てしまいます。)※料理の時短にもなります。
・乾燥きのこの場合は、使用する前に天日干し
・冷凍保存1ヶ月ほどでビタミンDが減るので、再度天日干しで回復

キレイな肌イメージ
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もっと知りたいきのこの効果

注目の美容成分、『ポリアミン』があることはご存知ですか? ポリアミンは、年齢と伴い体内で減っていき、加齢を加速させる原因の1つにもなります。食品やサプリメントで補うことで、アンチエイジングに効果があると言われています。そのポリアミンが、きのこにも含まれます。細胞が活性化され抗老化に期待されているのです。

そんな魅力たっぷりのきのこ。今回紹介した2つのステップでパワーアップさせて食べてみてはいかがでしょう。

【参考文献】
ほほえみご飯
KINS
日本ポリアミン学会

ライター/美容栄養士 Keiko
管理栄養士×美容食インストラクター/ワンストーリーアワードジャパン2023講師  15年以上の栄養士・管理栄養士歴を経て、美容食で女性の美容と健康を守る!ただ食べるだけでなく、摂る栄養素や組み合わせをとことん“美”にこだわりインナーケアする美容食で、体の中の細胞を目覚めさせ、整え、キレイにしていきます。『輝き自信あふれる明日を美容食で!』をモットーに、明日からできる美容食の知識をお伝えしたいです。
Instagram:@beauty.diet_keiko

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NS Labo(栄養サポート研究所)

NS Labo(栄養サポート研究所)

全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の 商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事 業を行っている。 また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢 献活動を行っている。



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