お腹が痩せないのは背中の硬さが原因かも!【揺れるだけでイイ】背中の硬さ解消エクササイズ
「お腹がなかなか痩せない」「エクササイズの効果を感じられない…」と悩んでいませんか?そんなあなたに絶対に知っておいてもらいたいのが、お腹と背中の関係。これを知っているだけでお腹痩せエクササイズの効果が倍増しますよ!
お腹痩せに欠かせないものは「背中の柔らかさ」
「ぽっこりお腹を解消したい」「下腹の肉や脇腹の肉をなくしたい!」と思うとついついお腹まわりにばかり目がいっていませんか?そして、お腹のエクササイズを探して、取り組んでみるも効果が出ない…なんてことも。それもそのはず!お腹痩せに重要なのは実は私たちの体を支えている背中(背骨)だからです。
お腹まわりのエクササイズの大半は、背中・背骨が連動しています。
①上体起こし腹筋
床から上半身を起こす運動で腹直筋というお腹の縦の筋肉へアプローチ。お腹をギュッと縮めることで腹直筋を鍛えます。この動作は背骨を丸める動きです。
②上体ひねり腹筋
床から上半身を起こしながらひねりを加えていく運動で、腹斜筋というお腹の斜めの筋肉へアプローチ。骨盤は床に置いたまま上半身をひねっているので、この動作は背骨をひねる動きです。
③立ち肘膝タッチ
立ち姿勢で同じ側の肘と膝をタッチして上半身を横に倒していく運動で、こちらも腹斜筋へアプローチしています。この動作は上半身を背骨を横に倒す動きです。
このように、背骨は丸める(屈曲)・反る(伸展)・横に倒す(側屈)・ひねる(回旋)、大きく分けると4つ(左右を入れると6つ)の動きが可能で、この動きがスムーズだとお腹痩せのエクササイズの効果もアップします。逆に柔軟性がなくスムーズに動かせないと望んでいた効果が得られないだけではなく、お腹の筋肉がうまく使えず首肩に力が入り痛めてしまったり、腰をそり過ぎて痛めてしまう危険性もあります。
背中(背骨まわり)を柔らかくすることでのまわりの筋肉が緩み、お腹痩せを叶えてくれます。ここからは背中まわりの柔軟性がアップするエクササイズをご紹介します。
揺れるだけ!背中の柔軟性アップエクササイズ
<やり方>
1)あぐらになって座る。あぐらがつらい人は椅子に座った状態でもOK
2)手のひらを天井向きにし、大きく伸びをする
3)上半身を腰〜みぞおち〜肋骨と下から順番にワカメのようにゆらゆら揺らす
4)気持ちいいと感じる呼吸をしながら、10往復繰り返す
体を揺らす時、お尻を床から離さない、背骨の一本一本を動かそうと優しく動かす、頭や手を先行に倒さない、力を抜くのがポイント。簡単にできるので朝や運動前に取り入れていただくことをお勧めします!
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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