人に言えない悩み「乳頭の長さ」平均サイズは?扁平・陥没乳首は治せる?疑問や治療法を医師が解説
「乳頭の平均サイズは?」「授乳後に乳首が伸びてしまった気がするけど、元に戻せる?」…など、乳頭にまつわるお悩みを抱えている方も多いのでは? 今回は、人に相談しづらいからこそ気になる乳頭肥大の原因、また乳頭を縮小する手術の詳細やメリットについて、e skin & e clinic 金沢本院美容外科医の新田有加里院長にQ&A形式で解説してもらいました。
Q.乳頭縮小はどんな手術?乳頭にどんな不満を感じている人におすすめ?
生まれつき大きさに悩んでいる人や、授乳により形が変化してしまった人にお勧めです。男性の方もお悩みであれば治療を受けることができます。
Q.乳頭が大きいか、セルフチェックできる?
日本人の平均の大きさは、女性の場合、高さ直径ともに8〜10㎜程と言われています。男性は一般的に女性に比べ小さいです。
Q.乳頭の肥大にはどのような原因があるの?
遺伝的原因、衣服との摩擦、授乳など原因は様々です。一度肥大したものは自然と縮小する可能性は少ないです。
Q.縮小手術はどのような流れで行われるの?術中、術後の痛みは?ダウンタイムはどれくらい必要?
カウンセリングを行いお悩みやご希望を詳細にくみ取ります。その後要望が叶うように、手術前には患者様と一緒にデザインを行います。患者様がデザインにご納得されたら手術になります。局所麻酔の注射を行い、不要な組織を除去します。傷を丁寧に縫合して終了となります。時間は30分から一時間ほどです。一週間後に抜糸を行います。
Q.出産前に乳頭の手術をすると授乳に影響が出ることはある?
乳管を温存する方法を選択すれば授乳に影響はありません。乳管を切除する方法では授乳ができなくなりますので、患者様のご年齢や人生プランも考慮して術式を選ぶ必要があります。手術を希望する際は、担当医師にきちんと確認しましょう。
Q.乳頭縮小をする患者さんは、どれくらいの年代の方が多いの?
年齢も様々ですし、女性男性問わずご希望される方が多い手術です。授乳により乳頭の形が変形してしまったり、肥大してしまったとお悩みの女性の方が一番多いです。
Q.扁平乳頭、陥没乳首、裂状乳頭、それぞれの症状と原因は?
乳頭は通常突出していますが、
扁平乳頭→平坦で高さがない状態
陥没乳頭→乳頭が埋まっている状態
裂状乳頭→乳頭が分裂している状態
男性の場合はこのような状態でも機能的に問題ありませんが、女性の場合、授乳の際や整容的に治療を必要とする場合があります。
Q.それぞれセルフチェックできる方法はある?
自身でチェックする際には、乳頭の高さが4㎜以下が目安となります。授乳の際に困難を感じる場合も、乳頭が扁平や陥没、裂状になっている可能性があります。
Q.手術はどのような流れで行われますか?
カウンセリングを行いお悩みやご希望を詳細にくみ取ります。その後要望が叶うように、手術前には患者様と一緒にデザインを行います。患者様がデザインにご納得されたら手術になります。局所麻酔の注射を行い、不要な組織を除去します。傷を丁寧に縫合して終了となります。時間は30分から一時間ほどです。一週間後に抜糸を行います。
Q.術中、術後の痛みは?ダウンタイムはどれくらい必要?
局所麻酔の注射が一瞬だけ少し痛いですが、手術中はほとんど痛みはありません。痛みが苦手な方は静脈麻酔を使い、寝ている間に手術を受けることもできます。術後は数日間違和感を感じるかもしれませんが、大きな痛みやダウンタイムはないです。お仕事などの外出もご無理のない範囲であれば問題ありません。
Q.患者さんは、どれくらいの年代の方が多いですか?
20代から30代の方が多いです。それ以外の年代の方もいらしているので、乳頭のサイズや形が気になる場合は、婦人科医や美容皮膚科医に相談してみることをおすすめします。
教えてくれたのは…新田有加里医師
金沢大学医学類卒業大手美容クリニック勤務。e clinic 副院長。e skin 美容皮膚科院長。e skin & e clinic 金沢本院院長(現職)
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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