満を持して公開!マーゴット・ロビー主演とびきりキュートで意外とリアル?映画『バービー』の世界!
2024年にデビュー65周年を迎える世界一有名な人形「バービー」は、日本でも知らない人はいないだろう。幼い頃、バービーと楽しい時間を過ごした、という人も少なくないのでは?そんなバービーのリアルな実写映画が今年全米で公開予定だ。新型コロナウィルスの影響で度重なる延期の末、満を持して公開を迎える。日本での公開日はまだ未定だが、先日公開された最新予告編、バービーを象徴するピンク色全開で遊び心満載な世界観、そして意外とリアルなテーマも覗いてみよう!
映画『バービー』、最新予告編がいよいよ公開
オスカーに2度ノミネートされた経験を持つ女優マーゴット・ロビーがブロンドのバービー人形役で出演し、ゴールデングローブ賞受賞者のライアン・ゴズリングが彼女の長年のボーイフレンド、ケン役を演じる。この世界的に有名なカップルは紹介するまでもないが、ノスタルジックな人形のラインからほかに誰が登場するかは興味深いところだ。4月には、コメディアンで俳優のウィル・フェレルも、バービー人形を製造しているマテル社にちなんで、おもちゃ会社のCEO役を演じることが発表された。4月4日には、グラミー賞を3度受賞した歌手のデュア・リパも出演することが正式に発表され、今後の展開がますます楽しみだ。
テーマは「自分を知る旅」、社会的メッセージも
映画『バービー』(グレタ・ガーウィグ監督)は、“自分を知る旅”がテーマのストーリー。バービーは、伝統を守らず、人形が持つべき外見や行動の規則を破ったということを理由に、バービーランドから追放される。バービーは現実世界で探求の旅に出た。そこで、従来の完璧さや幸せという概念にズレが生じていることに気づき、バービーランドを救わなければならなくなる。
2023年のゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットで、バービー役のマーゴット・ロビーは米エンターテイメントサイトの「Eニュース」に対し、「本作は心奪われる作品」と述べている。一方、共演者のウィル・フェレルは、2022年の「WSJマガジン」のインタビューで、「バービーというブランドに対する愛情あふれるオマージュであり、同時に、男性中心主義と女性たちが抱える社会的問題や、なぜバービーが批判されるのか、そしてなぜすべての女の子がバービーで遊びたがるのかということについて、とても風刺的なアプローチで語られている」とコメントしている。
SNSで話題の誰でもバービーになれるセルフィージェネレーター
最新予告編が公開されて以来、SNSで『バービー』のプロモーションポスターにインスパイアされたバービー・ミーム(画像)が話題を読んでいる。クリスティーナ・リッチやフローレンス・ピュー、リアーナなど数え切れないほどのハリウッドセレブがシェアしている。Barbie's Selfie Generator(バービーのセルフィー・ジェネレーター)を使えば、自分だけのバービー風ポスターを作成可能だ。バービーやケンになってみたいというあなたは試してみて!
Take a selfie to become a Barbie (or Ken)! ✨📸 Visit https://t.co/c4OP6u63hR to take a selfie with the #BarbieTheMovie Selfie Generator! pic.twitter.com/aiSN7uIenu
— Barbie Movie (@barbiethemovie) April 4, 2023
映画『バービー』は新型コロナウィルスの影響により、何度か延期された。当初、2020年5月8日に公開される予定だったが、パンデミックのために数回延期され、最終的に、全米での公開日は2023年6月8日を予定している。日本での公開が待ち遠しい!
出典:
Get a First Look at the Upcoming 'Barbie' Film in First Official Trailer
Everything We Know About the Upcoming Barbie Movie with Margot Robbie
Barbie’s Selfie Generator Will Make All Your Plastic Fantastic Dreams Come True— How To Use It
AUTHOR
山口華恵
翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。
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