マスクなしでも自信が持てる!使わずに緩んだ顔の筋肉を鍛える|豊かな表情を取り戻す表情筋ストレッチ
マスクをしていたことが原因で、緊張感のない顔になっていませんか?「笑顔が輝いているね!」昔、よく言われていた言葉が懐かしい。笑っているのに無表情に見られてしまう。そういえば、最近顔の筋肉を使っていないかもと思い当たるようであれば、試してみてください。
「表情が豊かな顔」を取り戻そう
マスクをしなくても良い生活が復活し、口元まで顔がしっかり見える機会が増えてきました。マスクを久しぶりにはずすと、口が見えたときの顔の表情の豊かさに驚くこともあるかもしれません。
顔には目・口・鼻などを動かしたり、感情を表わす筋肉・表情筋が約20種類以上あり、複雑な表情を作り出しています。その反面、表情筋は通常の生活では全体の約30%しか使われていない、とも言われています。マスク生活ではいつも以上に緊張したり、無表情で筋肉を使わなかったり…と更に表情筋を使わない状態が続いたかもしれません。
顔の筋肉を使わない生活を続けているとどのような状況に陥りやすくなるのでしょうか?
●シワやたるみが増す
●老け顔
●脳の老化
●誤嚥
●口腔機能の低下
顔には、下図のようにたくさんの筋肉が放射状に口のあたりから走っています。口まわりの筋肉を動かすストレッチを少しでも行うと、表情が豊かになり、不調も起こりづらくなります。
是非、大袈裟なくらい大きく動かしていきましょう。
また、アーユルヴェーダの観点からも毎朝、植物オイル(例えばセサミオイル)を口の中に含ませ、ぶくぶくと口の中であらゆる方向へ動かす口の油うがいがあります(オイルの味がなくなりサラサラになったら吐き出す)。顔の血流が良くなったり、口腔内の洗浄などにとても効果があると言われています。是非、表情筋をいろいろ使うことを楽しんでトライしてみてください。
表情筋を働かせようⅠ
①両手のひらを口の両脇に軽くあて、口を大きく縦に開ける
②口を縦に開けたまま目の玉をギョロッと上へ。ゆっくり鼻で深呼吸
表情筋を働かせようⅡ
①歯ブラシを口にくわえ、「イー」の口で口角を引き上げる。歯ブラシより上に口角が引き上がるのをキープ。ゆっくり鼻で深呼吸
表情筋を働かせようⅢ
①舌先で歯ぐきをなぞるように1周ぐるぐるまわす
②舌ベラをベーっとアゴ先へつけるくらい下へ伸ばす。目の玉をギョロッと上へ。ゆっくり鼻で深呼吸
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く