「原材料は10種類以下で作る」シンプル処方で最大限の効果を引き出す「epo」のヘアケア
黄砂や花粉、さらに紫外線と、春から夏にかけて髪にとって過酷ともいえる環境に。だからといって、急にヘアケアアイテムを変更して、コンディションが悪くなるのは不安です。ならば、いつものケアに効果的なアイテムをプラスするのならどうでしょう。プロが認めたシンプル処方「epo」のヘアケアアイテムでしなやかな髪を目指しましょう。
シンプル処方の「epo」とは
余計なものを一切加えないというシンプル処方にこだわったものづくりを行っている「epo」では、『効くホリスティック』を提唱し、原材料をまるごと使っています。「epo」を展開しているエポラ社の竹村孝介社長は、「一番伝えたいのは、無添加で上質な暮らしです。本当の無添加ってほぼ存在しません。これ以上削るものがない状態を完璧・本物と考えています」と話します。
エポラ社では2017年から化粧品開発を行っていますが、原材料は10種類以下で作ると決めています。クリーム系では100種類以上の原材料が配合されていることを知ったとき、健全だとは思えなかったのだそう。だから「10 or LESSです。10か、それ以下か。」(竹村さん)
10という原材料の数は、化粧品のパッケージの何十種類もの成分表示を見慣れている化粧品業界へのアンチテーゼのようです。しかも、ナチュラルで優しいだけでなく、科学の力で、しっかり効果が実感できるアイテムがラインナップされています。
髪のプロが認める、瞬間補修成分でしなやかな髪へ
スキンケアの愛用者からの強い要望もあり開発されたヘアケアアイテム「エポプレミアムヘマチン」と「エポプレミアムヘアオイル」の2種類です。この製品名にもなっている、ヘマチンは、髪のプロは、みんな知っている成分だとか。「一部のプロだけが知っていて一般の人に知られていないというのがヒットの法則」と直感し、製品開発を行ったそう。
このヘマチン、美容院では、トリートメント施術や、カラー施術のトリートメント前、パーマの1剤と2剤の間などに使われています。ヘマチンは、単独で存在するには不安定な成分で、毛髪に触れるとケラチンと結合し、髪のダメージを修復する効果があります。その成分の名前をそのまま冠したのが「エポプレミアムヘマチン」です。瞬間補修成分ヘマチンに、独自のプラセンタ&サイタイ同時抽出エキスとユーグレナエキスを配合し、根元の細胞から健やかな髪へと導いてくれます。
効果的な使い方は、シャンプー後、髪の水気を軽くとり、適量(ショート 5~10プッシュ/ミディアム 10~15プッシュ/ロング 13~18プッシュ)を髪に塗布します。髪全体に馴染ませたら、洗い流さず、コンディショナーやトリートメントを重ねづけし、最後に洗い流します。いつものシャンプーを使いながら、美容院のようなホームケアができます。初めて使ったときは、色にちょっと驚きましたが、黒いのはヘマチンの色で、高濃度のためこの色になるそうです。余計なもので着色していない証でもありますね。ちなみに、成分表記を見ると、水を含めても、10以下。有言実行の「10 or LESS」です。
より指通りのいいツヤ髪を目指すなら、「エポプレミアムヘアオイル」を併用するのがおすすめです。キューティクルの保護だけでなく、ダメージそのものを補修する効果もあるそうです。エモリエント効果に優れているというメドウフォームという花の種から抽出されたオイルとユーグレナ発酵オイルも配合されています。
使い方は、タオルドライ後の髪に、適量(1~2プッシュ)を手にとり、手のひら全体、指と指のあいだまで馴染ませて、毛先から中間に向かって手のひらで握るようになじませます。このとき、内側から手ぐしでとかすようにつけるのがポイント。また、指と指の間まで馴染ませておくことも重要です。意外に、忘れがちですよね。美容師さんは、みなさん行っているようですが、指の間は盲点でした。
いいアイテムも、正しく、そして適量を使うことで、より効果が実感できそうです。今、お気に入りのシャンプーやコンディショナーを使いながら、ホームケアとしてepoのアイテムを使えるのもうれしいポイントではありますが、「将来、シャンプーも開発してくれるとうれしいな」と、花粉と春風で乾燥しがちな自分の髪をとかしながら感じました。
AUTHOR
林ゆり
ロハスジャーナリスト。フリーアナウンサー。 関西を中心にテレビ、ラジオ、舞台などで活動後、東京に拠点を移し、執筆も始める。幼いころからオーガニックに囲まれて育つ。LOHASを実践しながら、ファッション、コスメ、食べ物など、地球にやさしく、私たちにもやさしいものについてライフスタイルマガジンやブログで発信中。
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