歩くことが楽しくなる！新感覚のウォーキングシューズが「KEEN」から登場

転がるような歩き心地で楽しく歩けるシューズ

「歩く」ということは、シンプルでありながら、メンタルやフィジカル面でポジティブな効果をもたらすなど、メリットは多岐にわたります。その「歩くこと」に着目して開発されたのが、「KEEN」の『WK400』です。「KEEN」といえば、アウトドア時につま先を守るサンダルなど、アウトドアを快適に安全に楽しめるフットウェアも人気の2003年米国オレゴン州ポートランド発のブランド。毎シーズン、タフにアウトドアを楽しめるフットウェアを展開しています。その「KEEN」が、設計と開発に3年（約1万時間）、そして8000km以上に及ぶフィールドテストを重ねて、歩くために1から設計したという革命的なウォーキングシューズが、『WK400』です。転がるような履き心地で、歩くことが今まで以上に楽しくしてくれるというウォーキングシューズ。歩くことは、フィットネス、ウェルビーイング、美と健康、ストレス軽減や解消につながり、創造性を生み出すこともあるといわれています。歩き心地がよければ、より歩きたくなりますね。

「KEEN」といえばアウトドアを真っ先に思い浮かべますが、なぜ今、ウォーキングシューズなのかと気になりました。この『WK400』の開発のきっかけは、創業者の長男であり、KEENの人気シリーズ『UNEEK』の発明家でもあるローリー・ファーストJr.氏が、スキー事故の大けがで半年以上歩行できなかった経験からだそう。リハビリを始めてから4か月後、散歩に出かけたとき、ずっと重苦しい霧に包まれていた気分が晴れ、どんどん心が回復していったのだとか。人生で最もつらかった日々から彼を救い出してくれたのが、ウォーキング。そこから、「歩くこと」には、移動手段以上の『チカラ』があると考えました。そこで、「歩くこと」が、より楽しく、多くの人がその効果を実感できるようにするには、どうすればいいのかと研究開発がスタートしました。

フットウェア業界のイノベーターであり、物理学と環境科学の博士号を持つ友人チーロ・フスコ氏とともに、歩行について科学的に掘り下げ、人は一定の弧を描いて歩くことを独自に突き止めます。弧を描いて移動するのに、大半のシューズはほとんど平らです。そこで、この弧を描いて歩く動作をスムーズにする独自テクノロジー「KEEN.CURVE™テクノロジー」を開発しました。確かに、シューズの底は弧を描いていますね。なんだか不安定そうに見えますが、その構造をみてみましょう。

転がるような新感覚の歩き心地を実現

なにげなく歩く毎日ですが、移動手段ではなく、健康に過ごすためのアクティビティとして捉えると、歩き方も変わりそうです。『WK400』には、さまざまな歩くためのテクノロジーが詰まっています。つま先にゆとりを持たせながら、足を包み込むようにホールドしてくれるアスレチックフィット。また、プレートテクノロジーで、フルレングスのナイロン製プレートがカーブを一定に保ってくれ、足の着地からけり出しの動きにおける左右のブレを抑制してくれます。利き足に体重がかかりがちなど、左右同じように使えている人は少数派なので、これはバンランスがよくなりそうです。高反発とクッション性を両立し、歩行時の快適性と推進力を向上する高エネルギーミッドソールのほか、全方向対応アウトソールが、トレイルからアスファルト、踏み固められた道など、すべての路面で安全性とグリップ性を発揮してくれます。そして、なんといってもCONSTANTCURVE GEOMETRY採用で、まるで前方へ転がるような新感覚の歩き心地を実現しています。

アウトソールが弧を描いているなんて、斬新ですよね。「KEEN」のシューズづくりの経験とテクノロジーが詰まった『WK400』を多くの人にトライしてもらいたいと、10日間トライできる「TRY ON KEEN」も直営3店舗で実施中です。歩くことは、移動の手段以上のチカラがあるという言葉が、とても印象的でした。転がるような歩き心地のシューズでウォーキング始めるのもいいかもしれませんね。