むくみ知らずの脚になれる歩き方|夕方脚がズーンと重くなる人に試して欲しい【足裏見せウォーキング】
夕方になると脚が「ダルい」「重い」と感じる方は多いのではないでしょうか?脚に重だるさを感じると、なかなか思うように家事や仕事が進まない、イライラしやすい、なんてこともありますよね。実は、日常の歩き方でたった1つのことを意識すれば、脚の重だるさを劇的に変える方法があるのです!今回はその方法とさらに歩きやすくなるためのセルフケアをお伝えします。
「重だる脚」になるのはなぜ?
脚が重だるく感じるのは、大半の方が夕方以降なのではないでしょうか?長時間の同じ姿勢などのせいで、夕方ごろには血流やリンパが重力によって下がっているため、重だるく感じるのです。
それを解消するのがふくらはぎを動かすこと。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているほど重要な部分。ふくらはぎが動いていないと、足元に回った血流やリンパなどを心臓へ押し返すことができないため下半身に溜まり「脚が重だるい」「むくみ」を感じるのです。
つまり、ふくらはぎを日常的に使っていれば、そもそも軽くむくみ知らずの脚でいることができるのです。
ふくらはぎは足首の動きと連動しているため、足首を動かすと働きが良くなります。様々なエクササイズがありますが、実は日常生活での『ウォーキング』つまり『歩く』だけで十分足首を使えること、ご存知でしたか?脚のむくみに悩んでいる方のほとんどは、足首を使って歩けていません。すぐに試せる足首を使う方法をご紹介しますので、ぜひ今からでも行ってみてくださいね。
ポイントは足裏!
【足裏を後ろの人に見せながら歩く】
今回皆さんに試して欲しい歩き方はこちらです。
「え?これだけ?」と思うかもしれませんが、本当にコレだけです。脚が重だるくなる歩き方と、足裏を後ろの人に見せる歩き方の比較をしてみましょう。
重だるくなる歩き方→足指・足首をあまり使わず、足裏が床スレスレで離れている
足裏を後ろに見せる歩き方→足指で床を蹴って足を床から離しています。足首の角度が深く入る
足裏を後ろの人に見せて歩こうと意識することで
・足首が勝手に使われる
・ふくらはぎも勝手に働く
ふくらはぎが働けば脚はむくみにくくなるため、歩くだけでエクササイズ効果が得られるのです!わざわざエクササイズの時間を取らなくてもいいので、忙しい人こそ実践してみてくださいね。
試しに歩いてみて続けられそうであれば、ぜひ毎日続けてみましょう。
普段意識しないことなので、残念ながらうまく出来なかったという方には、歩きやすくなるためのセルフケアをお伝えします。
歩くためのセルフケア
足首の硬さに関係する2箇所のセルフケアをご紹介
①足の甲をほぐす
②スネをほぐす
共通準備
椅子、または床に座り足の甲が触れる姿勢を取る。楽に触れる姿勢でOK!
1)猫の手をつくる(拳の約5割くらいの力で握る)
2)指の第一関節でほぐせば弱く、第二関節でほぐせば強い刺激になります
足の甲をほぐす
1)好みの関節で足の甲をさするようにガリガリしながらほぐす。満遍なく20秒程度行う
2)反対の足も行う
※時短で行いたい方は、両足同時にほぐしてもOK
スネをほぐす
1)好みの関節でスネをさするようにガリガリほぐす。中央、内側、外側と骨のキワを狙い各20秒程度行う
2)反対足も行う
※服の上からでも、オイルなどをつけて滑りをよくしてもOK
▼動画で確認する▼
AUTHOR
榎本愛子
ダンサーとして活動中に慢性的な腰痛に悩み、さらに肺気胸の手術を受けたことをきっかけに運動方法の見直しを図り、現在はピラティスインストラクター/くびれダンストレーナーとして活動。10年後・20年後の将来も、好きなことを好きでい続けるための運動術を伝えている。資格:STOTT PILATES Matwork /NY Luigi's Jazz Centre 公認 /バレトンソールシンセシス /サウナ・スパ健康アドバイザー
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