自称「万年ダイエッター」だったミンディ・カリングが減量に成功|続けるために設けた3つのルール

 自称「万年ダイエッター」だったミンディ・カリングが減量に成功|続けるために設けた3つのルール
Getty Images
長坂陽子
長坂陽子
2023-03-27

映画『オーシャンズ8』などに出演、女優&プロデューサーとして活躍しているミンディ・カリングが先日開催されたアカデミー賞授賞式のレッドカーペットで美しく激変した姿を披露、ファンを驚かせた。

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子どもの頃からぽっちゃり体型だったというミンディ。2011年に出版した回顧録『Is Everyone Hanging Out Without Me?』では「私の趣味はダイエット」と告白。趣味がダイエットということは、つまり成功しないということ。「自分を律することができないから」「私は一生ぽっちゃり体型」と書き、多くのファンから共感を集めていた。

「自分にルールは課さない」「好きなものは適量食べる」

その彼女がダイエットに成功したのは「ゆるダイエット」のおかげ。彼女は2020年に第2子を出産した。でも当時映画界はコロナ禍の影響で撮影が激減。そのためミンディは産後ダイエットせずに好きなものを食べる生活を続けていたそう。でも「世界がだんだん元に戻ってくるのを見て、目に入るものを手当たり次第に食べたり、何も考えずに口にしたりするのはよくないんだろうなと思うようになった」という。そこで一念発起、「あれはだめ、これはだめと自分にルールは課さない」「好きなものは我慢せず、適量食べる」ゆるダイエットをスタート。本人曰く「私はおいしいものを食べるのが大好き。ほうれん草とサーモンだけで生きていける人間ではない」「だから食べるものを制限するやり方では絶対に私は痩せられないとわかっていた」。そのためメニューは変えずに量だけを減らすことにしたそう。「人生で初めて”程々の量を食べる”生活にトライした。とても気持ちがよかった」と語っている。

ミンディ・カリング
今から17年前、2006年頃のミンディ・カリング。photo by Getty Images

隙間時間を使ってウォーキング

運動も適量。「10分くらいの隙間時間が取れたら、その時間に座ってインスタをチェックするのではなくて散歩に出かけるようにした」。それを1日に4回やれば40分ウォーキングしたことになる、とミンディ。それまではまとめて運動するか、しないかのどちらかだったそう。まとまった時間が取れなくても、1日を通してこまめに動くようになったことで「全体として活動的な生活を送れるようになった」。

虚栄心のためではなく自分の健康のために

ミンディは「それまでは虚栄心のために痩せようと考えていた。それをやめ、どうすれば健康でいられるかということを考えるようになった」と振り返る。何キロ痩せたかは明らかにしていないけれどレッドカーペットでの姿を比べてみれば、この心構えと生活の変化が結果を出してくれたのは一目瞭然。何よりも自分が理想とする健康的な体型を達成した彼女の表情の輝かしいこと。痩せていることだけが美しいわけではないけれど、健康が美しさの基本であることは誰もが認めるところ。ミンディの「ゆるダイエット」の成果に改めて拍手を送りたい。

▼2年前のミンディ。

出典:Mindy Kaling reveals her weight loss secret after unrecognizable transformation
Mindy Kaling on Why Her Work with the Pancreatic Cancer Action Network Is So Personal (Exclusive)

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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