【更年期の感情老化をストップ!】脳を鍛えて幸福感を高める「3つの工夫」
“感情力”を高めるコツ[1]初めてのことをやってみる
脳を活性化して感情力を高めるコツ、一つ目は「初めてのことをやってみる」です。やったことがないことを初めてやってみるとき、人は前頭葉をとてもよく使います。初めてのことを成し遂げるために、やる気、思考、判断などの前頭野の機能を使って頑張るわけです。ちなみに、初めてのこと、といっても大げさに考える必要はありません。
例えば、行ったことのないところに旅行にいってみる、普段あまり着ない色の服を着てみる、使ったことのない材料を使ってお料理をしてみる、といった小さなことでかまいません。きっとこうした“初めて”のできごとは、あなた自身の心を動かしてくれたり、いつもよりも色鮮やかで鮮明な記憶として残ることでしょう。
“感情力”を高めるコツ[2]遊び心をもってみる
脳を活性化させて感情力を高めるコツの二つ目は、「遊び心を持ってみる」ことです。日々同じことの繰り返しであったとしても、意識してゲームをするかのように遊び心を持って行うことで、脳が活性化します。
例えば、食器を洗う時も、ただ食器を洗うのではなく、好きな音楽をかけてステップを踏みながら食器を洗ってみる、タイマーをかけておいて時間制限内に洗うといった目的を持って取り組んでみるといったことでもよいでしょう。遊び心、で私が実践しているのが「川柳」です。「今日も代わり映えのないつまらない一日だった…」と思う日があっても、五七五で何か楽しい表現ができないか考えてみるようにしています。例えば、つらいイメージばかりで感情が老化してしまいがちな更年期も、こんな川柳にしてみました。
“コーネンキ からだもこころも 筋トレを”
上手じゃなくてもいいんです。遊び心を持って何かを行うっていうことは、すごく脳の活性化につながっていきます。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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