【下半身だけ痩せない】その原因はコレ!バランスが取れた体に仕上げる「ゆがみ調整」エクサ
頑張ってダイエットをしているものの下半身は一向に痩せない……。その原因は「骨盤」にあるかもしれません。骨盤のゆがみが下半身太りの原因になってしまう理由や、改善方法をご紹介します。
正しい骨盤の位置とは?
下半身痩せを叶えるには、骨盤が正しい位置にあることが大切です。理想は、骨盤のいちばん下にある骨「座骨結節」が真下でなくやや後ろを向いている状態。
骨盤の位置が不安定になるのはこんな時
・長時間のデスクワーク
・悪姿勢でのスマホの使用
・脚を組む
・運動不足
さまざまな生活習慣で骨盤が前後に傾くと、太っていないのにウエストにくびれがなかったり、垂れ尻だったり、ボディラインの崩れなどにも繋がります。特に女性は、骨盤を支える筋肉が男性に比べて弱いので骨盤が傾きやすくなります。
前傾/後傾あなたはどっち?骨盤傾きチェック
壁に後頭部とお尻、かかとをつけて立ち、腰と壁との間に手を差し込んで、隙間の大きさを確かめてみましょう。
●手が入りにくい、もしくは入らない……骨盤後傾タイプ
●こぶしが入る……骨盤前傾タイプ
●適切なスペースで無理なく入る……骨盤の位置が正常
骨盤を起こして下半身を引き締めよう
骨盤の傾きを解消するには、骨盤を「起こす」ことが大切です。骨盤を起こすと、リンパや血液の流れがスムーズになり、老廃物や毒素が排出されやすくなります。さらに下垂していた内臓が正しい位置に戻るため、ぽっこりお腹が改善できるなどの効果も期待できます。
おすすめはヨガの動き。ヨガは骨盤周辺の関節をストレッチし、骨盤を支える筋肉を引き締めて、歪んだ骨盤を正しい位置へと調整します。筋トレとストレッチ、両方の要素が入ることで、効率よく正しい位置をキープすることができます。
骨盤周りを整える下半身痩せヨガ
【骨盤周りを調整するワーク】お尻を前後左右に回す動作で骨盤周りをゆるめます。
①よつんばいになり、息を吸いながら骨盤をゆっくり横に動かす。息を吐いて真ん中に戻り、吸いながら反対側へ動かす。これを5往復行う。
②お尻を大きく回して円を描く。左右それぞれ5回ずつ回す。
③床から膝を持ち上げ、両足を肩幅より広く開く。息を吸いながら骨盤を横へ動かし、吐きながら真ん中に戻る。再び吸いながら反対側へ動かす。この動きを3往復行う。
④まっすぐ立ち、両脚を肩幅の1.5倍に開く。骨盤を左右に動かし、5往復。横が終わったら前後にも5往復動かす。大きく骨盤を5回回し、反対回しも同様に行う。
【椅子のポーズのバリエーション】骨盤がまっすぐになっていることをイメージして行いましょう。
①両脚を揃えて立ち、脚の付け根を奥に引き込みながらしゃがむ。(空気椅子のイメージで)。内もも同士を押し合い、深い呼吸で30秒間キープする。
②内ももを引き上げるイメージでかかとを上げる。深い呼吸で30秒間キープする。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
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