骨盤が外側に広がった気がする?【10秒で実感】骨盤を閉じるお尻・股関節ストレッチ
「太ったわけじゃないのに、なぜかいつものデニムが入らない」こんなお悩みを感じたことはありませんか?もしかしたら太ももの骨とお尻の筋肉が外側に流れ、骨盤が広がったからかもしれません。何もせずにいると、骨盤は広がったままに…そこで、今日はこの流れを止めて、骨盤を閉じる簡単なストレッチをご紹介します。骨盤の広がりを止めたい方はぜひやってみてください。
骨盤の広がりを食い止めるには?
広がってしまった骨盤を閉じるためにアプローチしたいのが太ももの骨です。なぜなら、骨盤の骨自体は自力で動かすことができないからです(正確にいうと、生理の前後にホルモンの関係で繊細に開閉することがありますが、目に見えてわかるほどの動きはありません)。
私たちが「骨盤が広がっている」と感じる時は、太ももの骨が外側に位置している時です。太ももの骨の位置に引っ張られて、お尻の筋肉が外側に流れているのです。放っておくと、骨盤が広がっているように感じるだけでなく、仙骨付近(お尻の割れ目の上)や腰部が引っ張られているような気がしたり、痛みを感じることもあります。また大転子(骨盤の外側の出っ張り)に負担がかかり、違和感を覚える方もいらっしゃいます。
解決方法は外側に位置している太ももの骨を内側に寄せるように股関節を動かし、突っ張ったお尻の筋肉をストレッチすること。ただストレッチするのではなく、太ももの骨を内側に動かすイメージをもつことで、ストレッチの質が格段に上がります。ストレッチ後は骨盤が閉じるようなそんな感覚を感じられると思います。
ストレッチ前後でデニムを履いて確認すると、より変化がわかりやすいでしょう。ぜひやってみてください。
【10秒で効果を感じる】デニムがするり!広がった骨盤を閉じるお尻・股関節ストレッチ
2)立てた足を反対足にかけます
この時、お尻が両方床についているか確認してください
3)かけた足を抱えてお尻ストレッチ
かけた足を両手で抱え、胸に近づけてお尻を伸ばします。猫背にならないように姿勢を良くしたまま、10秒キープしましょう。終わったら、反対側も行ってください
▼動画で見る▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く