「もう歳だし…」と諦めなくていい|更年期世代のための目標の立て方・継続の仕方

 「もう歳だし…」と諦めなくていい|更年期世代のための目標の立て方・継続の仕方
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高本玲代
高本玲代
2022-12-31

更年期と聞いてイメージするのは何でしょうか?イライラしている、のぼせて汗をかいている…そんなイメージを持つ人が多いと思いますが、実は肩こりや頭痛、疲れやすさも更年期症状なのです。そんな"知られざる更年期"について、更年期の方に向けたサービス「よりそる」を運営する高本玲代さんが綴るコラム連載です。高本さんご自身もまさに更年期世代。わかりやすい不調だけではない更年期の影響について、体験を交えてお話しいただきます。

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実は昨年末に「来年の目標の立て方」をご紹介しました。その際、自分の目標も文末に書いていました。目標は「2日に1回インスタをUPする」というものでしたが、実際は毎日インスタで更年期の情報を発信できていました。おかげさまでなんとかフォロワーさんも1000人を超えて、月に3.5万人の方に内容もリーチしているようです。

このように、私自身が目標を立ててやっていることは極めて地味でシンプルなことの繰り返し。でも1年の積み重ねは大きいとつくづく感じます。この時の目標の立て方として大きかったのは「フォロワー数」を目標にしなかったことで、まずは「続けてやってみる」ことを最初に一歩にしました。

手に届かない目標を設定すると、短期間でやめてしまいことはわかっていたので、そこは注意したところと、「行動」を目標にしていました。また最初は2日に1回としていたのを、途中から毎日に目標を上げていったのです。その中で自然と「届ける人のリーチ数を上げていこう」という目標がやっていく中で増えていて、うまくいったときの内容をどのようにしたら再現できるか、ということを検証しながらやっていったのです。

朝の散歩もすっかり日課に

こういった目標の立て方は功を奏して、連休明けから続けていた朝の散歩も週に5日のノルマはこなせるようになっています。その成果としては圧倒的にメンタルが安定したことと、筋力がついたことです。

また、散歩をする中でも工夫ができてきました。最初の時は5分とか短い時間を目標にしていましたが、時間を徐々に伸ばし、また歩くスピードも緩急をつけるようになったのです。

ニューヨークタイムズでも紹介された、「インターバル速歩」というのをこの数か月実践するようになったら筋力も上がってきました。「インターバル速歩」というのは普通歩きと早歩きを3分ごと掛け合わせて計5セット30分歩くことです。

筋力が上がったことを実感したのは「歩く速さ」です。それまで周りの人よりも歩くのが少し遅かったのですが、同じかそれ以上の速さで歩けるようになりました。10代の娘と歩く速度も変わらなくなったのです。

ただでさえ疲れやすい更年期ですが、筋力が落ちるとますます疲れやすくなります。ですから「少しずつできることをできる範囲でやる」ことを意識してやっていくのがおススメです。

こんなズボラで3日坊主グセがひどい私でも続けられたのはやはり無理のないゴール設定をして、徐々に目標を上げたからです。

提案するだけでなく、自ら毎回検証してご紹介していくので、また何か有効な方法があればお伝えしていきたいと思います。

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AUTHOR

高本玲代

高本玲代

フェムテック起業家・社会活動家。自身のウツや更年期の経験から更年期女性のケアプロ グラム「よりそる」を立ち上げる。東京都をはじめとする自治体やポーラをはじめとする 企業向けに研修を実施。NHKをはじめメディア掲載50社以上。「がんばらない更年期」 についてYoutube「更年期アカデミー よりそる」で発信中。



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