【男性の更年期障害、どう対処する?】男性更年期障害の治療法と自分でできる男性ホルモンを増やす対策

 【男性の更年期障害、どう対処する?】男性更年期障害の治療法と自分でできる男性ホルモンを増やす対策
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永田京子
永田京子
2023-01-09
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男性ホルモンアップにはスクワットがおすすめ

さらに、実はあることをすると、男性ホルモンは自ら作り出すことができることがわかっています。それは「筋トレ」です。筋トレをすると、男性ホルモン(テストステロン)の値が上がることがわかっています。

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※出典:Influence of Rest Interval Length on Acute Testosterone and Cortisol Responses to Volume-Load–Equated Total Body Hypertrophic and Strength Protocols(2012)

ただし、注意点があります。徹夜明け、つまり睡眠不足の状態だと、どんなに運動しても男性ホルモンは効果的に上昇しません。ではどこの筋肉を鍛えると効果的なのでしょうか。それは、ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」です。体の中でも最も大きな筋肉の一つで、早く効果が出やすく、それが自信にもつながります。大腿四頭筋の筋力アップにおすすめなのが、スクワットです。膝を痛めない、かつ、大腿四頭筋を効果的に鍛えられる方法で行ってみましょう。

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①脚を肩幅に開いて立ち、両腕を肩の高さに上げる。

②脚の付け根から上半身をゆっくりと前に倒すようにしていき、ももの内側と床が平行になるところまでお尻を沈める。

③ゆっくりと①に戻る。

このスクワットをゆっくりと繰り返すだけで、安全に大腿四頭筋を鍛えることができます。簡単にできる方法ですので、仕事の合間や休み時間などに、ぜひ行ってみてください。

男性ホルモンアップにはやはり日々の生活習慣が大切

治療において、日々の生活習慣が必要だとお伝えしたとおり、やはり私たちの体をつくるのは食事、運動、睡眠などの生活習慣です。食事、運動、睡眠といった生活習慣を正すことで体の土台ができてくると、日々の仕事や趣味などにも集中しやすくなります。それが自分の自信にもつながっていくかもしれません。男性更年期の存在はしっかり頭に置きながら、日々の生活を大切にするという、できるところからまずは始めてみましょう。

医師監修/冨田理紗子先生
医療法人 静和会浅井病院 精神科部長救急部門担当。川崎医科大学を卒業後、日本医科大学精神神経科入局。平成23年から静和会浅井病院に非常勤、平成25年から常勤として勤務し、現在精神科部長救急部門担当。

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永田京子

永田京子

株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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